長崎県内では18日から19日朝にかけて交通事故が相次ぎ、合わせて2人が死亡しました。
【写真を見る】長崎県内で交通事故相次ぐ 高齢の男女2人が死亡
18日午後3時半頃、佐世保市針尾東町の国道202号で、西海市方面へ走っていた軽乗用車が道路の左側にある信号機の支柱に衝突しました。
警察によりますと、この事故で車の後部座席に乗っていた西海市西海町の無職・福田紀美子さん(72)が首などを強く打ち、およそ3時間後に死亡が確認されました。車を運転していた福田さんの娘の百希さんもけがをして病院に運ばれましたが命に別状はないということです。現場は片側1車線の直線道路で、警察が当時の状況や事故の原因を調べています。
一方、諫早市久山町の国道34号でも19日午前5時半頃、長崎市方面へ走っていた軽乗用車が車道を歩いていた男性をはねました。警察によりますと、はねられたのは諫早市馬渡町の坂口幸男さん(87)で、頭などを強く打ち、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
現場は片側2車線の直線道路で近くに横断歩道はなく、警察は車を運転していた50代の男性から話を聞くなどして当時の状況や事故の原因を調べています。