
県民平和大集会への参加を呼びかける「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」=17日、県庁
「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」が17日、県庁で会見を開き、23日午後2時から那覇市の奥武山公園陸上競技場で開く「11・23県民平和大集会」への参加を呼びかけた。玉城デニー知事も駆け付ける他、正午からは音楽コンサートやエイサーもあり、若い人の参加も促す。1万人規模の参加を目標にしている。
具志堅隆松共同代表は「国は、戦争になることが既成事実であるかのように軍備を増強している。私たちは今、反対の声を上げなければならない」と述べた。
集会では与那国島や名護市辺野古など各地の状況報告もある。午後7時からは那覇市のパレット市民劇場で沖縄と全国各地をつなぐ全国交流会もある。
一方、交流サイト(SNS)で集会のロゴマークやキャッチコピーが新興宗教と同じものを使用しているとの指摘があり、同会が使用を取りやめた。瑞慶覧長敏共同代表は「メンバーが平和のメッセージ性に共感して使用を提案した。チェック機能が不十分だった」と話した。(社会部・塩入雄一郎)