運がよければ潜水艦にも出会える!「東京湾フェリー」のユニークな楽しみ方

運がよければ潜水艦にも出会える!「東京湾フェリー」のユニークな楽しみ方

  • @DIME
  • 更新日:2022/01/15
No image

東京湾には京浜港(東京・川崎・横浜)、千葉港、木更津港、横須賀港などの大きな港があり、1日平均500隻以上の船が湾内を航行する世界有数の交通過密海域だ。以前に比べると通航船舶数は減ったものの、船舶は大型化の傾向がある。

No image

もちろん各船は自由に行き来することはできず、湾口部の浦賀水道航路、湾奥部の中ノ瀬航路(北航路)では、長さ50m以上の船舶の航行ルートが厳しく定められている。

その混雑する浦賀水道航路を横断する形で、千葉県金谷港と神奈川県久里浜港を約40分で結んでいるのが東京湾フェリーであり、運が良ければレアな船との出会いがあると聞き、早速往復乗船して調べてみた。

No image

下船せず往復するだけなら格安

出発は金谷港から。ターミナルで一般(大人)の旅客運賃を確認すると、片道は800円。往復(7日間有効)だと1450円。ほかに遊覧することを目的にした遊覧割引運賃もあり、相手港で降りることはできないが、さらに割引かれて1100円! もちろんこれをゲットしたことは言うまでもない。

No image

出航予定時刻の20分ほど前になると、久里浜港からやってきた「しらはま丸」が到着した。通常はもう1隻の「かなや丸」との2隻で、各港を1時間おきに出航するダイヤが組まれている。乗船時間は片道約40分。通常ダイヤなら航路の半ばで両船はすれ違うことになるわけだ。

どこに乗るべきか

旅客の乗船はいたって簡単。乗船口に進み、チケットにスタンプを押してもらい乗り込むだけ。奥に進めば1階客室。

No image

階段を登れば2階客室もあったが、写真を撮る目的の筆者が選んだのはさらに上の展望デッキ。

No image

快晴で風も波もほとんどなかったことと、ここなら左右どちらから船が迫ってきてもすぐに対応できると踏んでの陣取りであった。

船旅に威力を発揮するサイト

さて、今回の船旅ではスマホにあらかじめ、vesselfinderをブックマークしておいた。これは世界中の船舶の情報を、ほぼリアルタイムで表示することができる。さすがに小さな釣り船は出てこないようだが、しらはま丸はしっかり確認することができた。

また、拡大していくと目に見えないはずの浦賀航路がしっかり表示されている点も優れものと言えよう。

No image

VesselFinderでは、浦賀水道航路が紫色の縦の矢印で確認できた *HPより

沿岸には釣り船が多数

出航してまず遭遇するのは複数の釣り船だった。おそらく金谷名物の黄金アジを狙っていると思われる。このあたりは日常的な光景だろう。

No image

しばらくすると、少し霞んでいるものの、ラクダのコブのような形をしたLNG輸送船も見えてきた。

No image

ちなみに、浦賀航路などの管制を行っている東京湾海上交通センターのHPには、「船舶情報」があり、これからどのような大型船が入航予定なのか公開されている。

入航予定時刻、船名、船種、総トン数、全長、種別、国籍、仕向地(入港航路)、中ノ瀬航路の経由するかどうか、パイロット(水先人)が乗っているか。などである。かなりマニアックな内容だが、分かる人には貴重な情報と言えよう。

デッキからの撮影はモニターが見づらい

金谷から久里浜までの往路は、ほぼデッキを歩き回りながら周囲の船を眺めていた。あまり大型船に遭遇することなく、釣り船やヨットなどの小型船は常にどこかに見えている状態だった。

No image

参考までに今回撮影に使用したのは、ソニーのRX100M3。ファインダーが付いていので、陽の当たるデッキで撮影しても、対象物をしっかり確認することができた。モニターのみで確認するタイプのデジカメや、スマホでの撮影をするなら、1階か2階の屋根のある通路から撮る方がいいかもしれない。

レアものに遭遇!

復路も出航後しばらくは釣り船が多く、たまに中型の貨物船が通るくらいで行程の半分を過ぎた。スマホで情報検索しても、大型船が近付く気配はないように思えた。

ところが、ボーっと眺めていた釣り船の一団のすぐ近くを、今まで見たことのない黒い物体が動いているのを発見した。あれはいったなんだ!?

No image

正体は潜水艦だった。

呉(広島)で資料館として陸上に置かれているものは見たことがあったが、実物が浮上航行しているのを見るのは初めてだった。

No image

するとどうだ。急に10名以上の乗客がデッキにあがってきて撮影大会が始まった。東京湾フェリーでは珍しい船がいると放送で教えてくれることがあるらしく、それを聞きつけて客室から上がってきたようだ。

遭遇できるかもしれない船たち

後日、東京湾フェリーに問い合わせたところ、潜水艦に遭遇するのはなかなかのレアケースらしい。しかし、まだまだ出会える船はたくさんあるようで、いくつか画像を拝借したので、一部をご紹介しよう。

No image
No image
No image
No image
No image

ほかにも同社のホームページやFacebookには多数の画像が公開されているので、一度チェックしてみてはいかがでしょう? きっと乗りたくなりますよ♪

協力:東京湾フェリー
HPhttps://www.tokyowanferry.com/
Facebookhttps://www.facebook.com/tokyowanferry/

取材・文:西内義雄

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加