シリーズ命を守る・防災『キキクル』で迫る災害リスクをチェック【熊本】

シリーズ命を守る・防災『キキクル』で迫る災害リスクをチェック【熊本】

  • TKUテレビ熊本
  • 更新日:2022/06/23
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テレビ熊本

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特集は『シリーズ命を守る・防災』です。

大雨の際、自分がいる場所にどんな危険が迫っているのか知ることができるインターネットのサイトを紹介します。

気象庁が運営する『キキクル』、まさに危機接近を教えてくれます。

大雨によってもたらされる災害は主に3つです。

まずは「土砂災害」。

一般には土石流、地滑り、がけ崩れの3つをまとめたもので、地中に含まれる水分が限界に達して土砂とともに流れ落ちる現象です。

次に「浸水害」。

たとえ短時間でも排水機能を上回る雨が降ったり、雨が低い場所に一気に流れ込んだ時などに発生します。

そして「洪水災害」。

降った雨で川が増水して堤防を越えたり、増水した本川から支川に流れ込むなどして川があふれることによってもたらされます。

しかし大雨の際、どの災害にどのくらいの危険があるのかは一般の住民では判断がつかないものです。

そこで気象庁は3つの災害についてどのくらいの危険性をはらんでいるのかを見ることができるホームページの提供を行っています。

その名は『キキクル』です。

【熊本地方気象台・新地航 防災気象官】

「『キキクル』については気象庁ホームページで平成29年7月から運用を開始していまして、大雨に関する危険度を地図上にリアルタイムで表示することができる機能があります」

『キキクル』は気象庁や熊本地方気象台のトップページにバナー表示してあり、そこからワンクリックで入ることができます。

3つの大雨災害の危険度分布に加え、レーダーによって雨雲の動きを見ることもできます。

例えば、これはおととし7月の豪雨災害の際、3日午後9時から4日午前9時にかけての変化です。

【熊本地方気象台・新地航 防災気象官】

「赤色になりましたら高齢者等避難に相当するレベル3になります。足の不自由な方とか避難に時間のかかる方は赤が出た時点で避難について考えていただきたいと思います。一般の方は紫色レベル4。こちら自治体などから避難指示が出される段階になります。この段階になりますと、健常な方、足に問題のない方でも避難を始めていただきたいと考えております」

防災システム研究所の山村武彦所長も災害発生が懸念される際、自分で情報を取りに行くことの大切さを訴えます。

【防災システム研究所・山村武彦 所長】

「『全ての防災は事前対策にあり』と言われているくらいに『段取り八分』と言われますね。何か起きてからできることは、せいぜい二分しかない。ですから事前に自分の家の周辺の危険度の確認、ハザードマップの確認。それを家族で共有しておく。で、どの時点になったら『逃げろスイッチ』を入れるか、そういったことも家族で話し合う防災家族会議をぜひ開いて確認しておいてほしいと思いますね。特にこの梅雨時とか大雨シーズンになっている時には気象情報が短時間で変化する可能性がありますので、その変化を先の見通しを含めて気象庁ホームページの『キキクル』というサイトでは今後の雨の降りよう、河川の氾濫する危険性とかそういったものの分布がひと目で分かるようになっていますから、自分や家族の危険度を確認する意味でも気象庁ホームページの『キキクル』を活用してほしいと思います。情報はこまめに自分で取りに行くということが大事だと思います」

大雨災害のワンストップサービスとも言える気象庁の『キキクル』。

逃げるスイッチオンにする判断材料の一つとして活用してください。

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