飯舘村で準備宿泊はじまるも申し込みはなし 原発事故の影響続く村のこれから<福島県>

飯舘村で準備宿泊はじまるも申し込みはなし 原発事故の影響続く村のこれから<福島県>

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  • 更新日:2022/09/23
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福島テレビ

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彼岸の中日の9月23日、先祖の墓参りをした小椋秀利さん。

避難先の千葉県から4時間半かけて、自宅があった福島県飯舘村長泥地区を訪れた。

小椋秀利さん:「春と秋のお彼岸、盆・正月は必ず墓参りしてますので。誰が来なくても、自分だけは来るようにして(先祖には)『今できることはやるよ』っていうだけですよね」

帰還困難区域に指定されている長泥地区。

復興拠点にあった自宅は3年前に解体したが、イノシシ除けにハバネロを育てるなど故郷に戻る準備を少しずつ進めてきた。

小椋秀利さん:「避難指示が解除になったら、家を建てる用意をして建てようかなと思っています。自分のできることをやって、ある程度元に戻せるように」

長泥地区の復興拠点では先行して除染などが行われ、9月23日に帰還に向けた準備宿泊が開始された。

対象の住民は63世帯・200人いるが、準備宿泊に必要な事前登録を9月22日までに行った人はいなかった。

小椋秀利さん:「避難先に立派な家作っちゃったのではないか。目一杯予算使えるもの使って、立派な家作っちゃったら動けないですよ」

復興拠点の避難指示について、2023年4月から6月の出来るだけ早い時期に解除することを目指している飯舘村。

杉岡村長は「色々な選択肢があり、きょうこの日を持って一喜一憂することではない」としている。

飯舘村・杉岡誠村長:「今日からそこに居住というか住み始めるというよりも、通いながら何かをするということを選択なさってるのかなと思います。帰還困難区域とは言いながらも、皆さんが通いながら自分たちの故郷を守ってきたという事歴がありますので。事前登録なしという事に対しては、まったく不安はありません」

飯舘村は、住民の意見も聞きながら長泥地区の生活環境を整え、避難指示の解除と住民の帰還に向けた準備を進めるとしている。

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