ピンチをチャンスに変える エースと4番が抜けたトヨタ自動車が「2つの柱」掲げて始動

ピンチをチャンスに変える エースと4番が抜けたトヨタ自動車が「2つの柱」掲げて始動

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2021/01/15

社会人野球のトヨタ自動車が13日、愛知県豊田市内で始動した。王座奪還を期す今季。就任3年目を迎えた藤原航平監督が意気込みを明かした。

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<トヨタ自動車練習>始動するトヨタ自動車ナイン(撮影・椎名 航)

「エースと4番がいなくなり“トヨタ大丈夫か?”という声もあるかと思いますが、楽しみにしているところが多い。毎年変化がないといけない中で、もう一つ上に上がるチャンス、転機だと思っています」

主戦を務めた栗林はドラフト1位で広島入り。不動の4番だった沓掛は昨季限りで勇退した。投打の軸を失った形となったが、逆の見方をすれば新戦力が台頭する好機。4人の新人選手を含めた部員30人が一体となり、都市対抗初戦敗退に終わった昨季の雪辱を晴らしにかかる。

その上で大きなモチベーションとなるのが、2つのテーマだ。昨年、豊田章男社長は自動車産業の大変革期における同社のミッションを「幸せの量産」と定義。その言葉を硬式野球部に当てはめれば、藤原監督いわく「野球を通じてフォア・ザ・チーム、ネバー・ギブアップの精神を体現し、勝つことで喜んでいただきたい」となる。

もう一つの柱が、野球を通じての社会貢献。昨年12月からは豊田市内の中学軟式野球部員を対象とした「アカデミー」を開始。さらに発展した形で、同市内の中学に野球部員が出向き“青空教室”を開催するプランも練っている。「野球人口の減少が叫ばれる中で、裾野を広げていきたい。そういう活動を通じて選手たちが、学生から憧れられる存在になってくれれば、恩返しに繋がるのでは」と藤原監督。それは、チームの枠組みにとらわれるのではなく、野球界全体を見渡しての言葉と言えた。

「就任時からそうですが、名門と呼ばれるチームを目指す部分は変わりません」

向かうべき道のりは、17年以来の日本選手権優勝と、16年以来となる都市対抗野球優勝。スタッフを含めた総勢43人はぶれることなく、一丸となって歩みを進める。

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