まるでネコのような愛くるしいウミガメが話題 飼育員は「めったに見られないしぐさ」

まるでネコのような愛くるしいウミガメが話題 飼育員は「めったに見られないしぐさ」

  • しらべぇ
  • 更新日:2021/10/13
No image

ウミガメは1億年来、この地球に生息している驚くべき生物で、中にはおよそ2億3千万年前のものとされる化石もある。ウミガメは一度の産卵で100個以上の卵を産むが、砂浜では人間による卵の捕獲が後をたたない。

また、孵化した子ガメの多くはカニ、キツネ、鳥などに襲われて命を落とし、海にたどり着いても魚に食べられるものが多く、厳しい自然の中で1年以上生き続けられるのはごくわずか。そのため、絶滅のおそれのある野生生物に、6種のウミガメが掲載されている。

【動画】アオウミガメの愛くるしい姿

画像をもっと見る

■日本で唯一の道の駅

道の駅紀宝町ウミガメ公園は、三重県南牟婁(ろむ)郡紀宝町にある、日本で唯一ウミガメを展示している道の駅だ。現在SNS上で話題を呼んでいるのが、アオウミガメのだんご(5歳)で、前脚の使い方がまるでネコのように愛くるしい。

飼育員の伊藤さんは、「おそらくかゆいと感じていて、かいているのだと思う」と話す。しかし、この光景はめったに見られない姿だという。

関連記事:新江ノ島水族館監修のタカアシガニ脱皮ぬいぐるみ完成 「飼育員のこだわりを忠実に再現」

■成長したら海に返す予定

だんごは近くの浜で産卵されたが、この浜が台風で水没してしまうため、地元の孵化場に移されて誕生した。現在、甲羅のサイズが約45センチだが、60センチ程度に成長したら、海に返す予定だという。

「60センチ程度に成長すれば、魚やサメに捕食されにくくなる」と伊藤さん。世界中には、ウミガメを食べる文化の国があり、日本でも小笠原諸島で捕獲が許可されている。

■大人が興味深く触っている

紀宝町ウミガメ公園では、昨年から繁殖にもチャレンジし、現在は9匹を展示中。土・日・祝日の午前11時から午後2時まで、ウミガメに直接触れることができる。このイベントでは、特に大人が興味深く触っているそうだ。

No image

甲羅は硬いが、前脚がプニュプニュしているため、そのギャップに驚いている様子だという。

■まるでネコのような様子

ウミガメは猫です。 pic.twitter.com/hwS0RZYZA7
— 道の駅ウミガメ公園 公式 (@umigamekouen)
October 11, 2021
from Twitter

・合わせて読みたい→カニが自分で名札を背負ってアピール? 担当者は「以前は貝殻かぶっていた」

(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加