◇セ・リーグ 広島―阪神(2022年6月23日 マツダ)

<広・神>10回2死一塁、菊池涼の左翼線二塁打で三塁を蹴るも転倒して本塁タッチアウトとなる中村奨(撮影・北條 貴史)
広島・中村奨成捕手(23)が、痛い転倒ミスを犯した。
3-3の延長10回、2死から代打・松山が四球を選んで出塁。代走で登場した中村奨は、続く菊池涼の左翼線への打球で、一気に本塁を目指した。
左翼・島田の返球は本塁へ帰ってきたが、送球が若干一塁方向へずれた形。タイミング的には微妙だったが、頭から滑り込めばサヨナラ生還の可能性があったものの、中村奨は足がもつれたような感じで、三本間の途中でまさかの転倒。その後、立ち上がって、再び本塁へ向かったが、捕手・坂本にタッチされて球場からはため息が漏れた。
試合は結局、3-3の引き分けに終わった。