【社会を変える新ビジネス図解】なぜ炎上したかがわかる!ビッグデータから感情やモラルを分析できる日立の感性分析サービス

【社会を変える新ビジネス図解】なぜ炎上したかがわかる!ビッグデータから感情やモラルを分析できる日立の感性分析サービス

  • @DIME
  • 更新日:2021/11/26
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日立製作所(日立)は提供中の「感性分析サービス」に、「モラル分析」の新機能を追加した。これまでも、ソーシャルメディア上のコメントから「感情分析」できる機能を提供してきたが、さらにモラルの軸を加えて、分析の幅を広げる。

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SDGsが注目される中、人権や環境に対する企業の姿勢が問われている。広告やPR動画が物議を醸したり、環境に配慮された商品が選ばれる、といった傾向は、企業にとってはリスクであり、チャンスだ。

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SNS上のコメントを分析するソーシャルリスニングで、企業や商品・サービスへの反応を知ることができる。すでに、日立はAIを活用したテキストの感情分析サービスを提供。SNS上のビッグデータを分析し、81種類の感情を分類できる。

「良い/悪い」「要望」「怒り」「不安」など、コメントに込められた感情はかなり詳細に把握できる。しかし、なぜその感情に至ったか、その理由までは簡単にはわからない。

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そこで、今回追加されたのが「モラル分析」の機能だ。道徳基盤理論を元に、テキストの背景にある価値観を「擁護」「公正」「内集団」「権威」「純潔」の5軸で分析する。

例えば、伝統的な服装を扱う動画に対して、「文化を冒涜された」というコメントがつけば、「悪い」「批判」などの感情と、その背景に「純潔」を重んじるモラルがあると判断できる。

「どんな感情になったか」だけでなく、「なぜその感情に至ったか」根っこにある価値観を示せるのがポイントだ。

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これまでは企業の担当者がSNSをチェックし、「感情の理由」を定性的に判断していたかもしれない。しかし、読めるコメントには限りがあるし、時間もかかる。ビッグデータから定量的に感情×モラルがわかれば、現状をスピーディに判断し、施策に反映させられる。

例えば「権威」を重んじる価値観に気がつけば、持っていることでステータスを感じられるような商品が、求められるかもしれない。批判に対して、謝罪のポイントを間違えて火に油を注ぐような事態も避けられる。

モラル分析は、商品・サービス開発や、重要度を増す企業のコミュニケーションを、変える可能性のある新しい発想だ。

●プレスリリース
「道徳」と「意外性」の観点を追加した「感性分析サービス」を提供開始

●サービスサイト
「感性分析サービス」

取材・文/ソルバ!
人や企業の課題解決ストーリーを図解、インフォグラフィックで、わかりやすく伝えるプロジェクト。ビジネスの大小に関わらず、仕事脳を刺激するビジネスアイデアをお届けします。
https://solver-story.com/

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