中日藤井淳志、死球で始まり見逃し三振で幕「ぼくの野球人生を表している」

中日藤井淳志、死球で始まり見逃し三振で幕「ぼくの野球人生を表している」

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/10/14
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中日対ヤクルト 1回裏中日無死、見逃し三振に倒れた藤井(撮影・森本幸一)

<中日1-3ヤクルト>◇13日◇バンテリンドーム

中日藤井の最後の打席は149キロの直球見逃し三振だった。1回裏、先頭で左打席へ。ヤクルト・サイスニードに対して、2球ファウルの後、外角直球に手が出なかった。通算566個目の三振。交代直後、球団広報に託したコメントは「ワオ」だった。

波乱の野球人生だった。「ぼくがもう少し大人になっていれば」と悔いた20代。「戦力になれたのは森(繁和監督)さんのときだけだった」と振り返った30代。ここ3年は2軍で若い選手と汗を流し、プロとしての生き方を体現し続けた。

試合後のセレモニーで家族から花束を受け取ると天を仰いだ。あいさつでは「(プロ初打席が)デッドボールに始まり、見逃し三振に終わった16年間でしたが、中身は濃かったような気がします。後輩たちが最後まで笑わせてもらいました、と。それがぼくの野球人生を表しているのかな」と笑顔で語った。634安打を刻んだ個性派プレーヤーは「笑顔で終わりたい」との公約を果たし、ユニホーム姿にケジメをつけた。

◆藤井淳志(ふじい・あつし)1981年(昭56)5月20日生まれ、愛知県出身。豊橋東-筑波大-NTT西日本を経て05年大学・社会人ドラフト3巡目で中日入り。06年には新人ながら開幕スタメンに抜てきされるなど好守好打の外野手として活躍。通算1094試合、打率2割6分2厘、45本塁打、273打点。183センチ、82キロ、右投げ両打ち。

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