俳優・渡邊圭祐が“いい人間関係”のために心がけていること「価値観が違っても、相手を否定しない・ぶつからない」

俳優・渡邊圭祐が“いい人間関係”のために心がけていること「価値観が違っても、相手を否定しない・ぶつからない」

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  • 更新日:2022/09/22

話題作に続々出演し、ますます活躍が期待される若手俳優の一人である渡邊圭祐さん。そんな渡邊さんがドラマ初主演を務めるのが、木ドラ24『チェイサーゲーム』。with onlineでは、全3回にわたってインタビューを敢行! 今回の作品を通じて考えたことやコミュニケーションにおいて意識していること、そして「役者」という仕事について、たっぷりと語っていただきました。

▼vol.1はこちら

「無意識に“普通”と思ってしまっているものもある」ドラマ初主演作『チェイサーゲーム』を通じて考えたこと

いい人間関係を保つために、渡邊さんが意識していること

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――vol.1で「自分が居心地よく過ごすために環境を整えるのが得意」とおっしゃっていましたが、価値観の異なる相手ともいい関係を保つために、意識していることはありますか?特別、価値観の違いみたいなものに頓着はしないんですが、誰に対しても「嫌な気持ちにさせない」というのは気をつけています。やっぱり、誰とでもいい気持ちでお別れしたいじゃないですか。あと、まだ関係の浅いうちは、「この人とは合わないな」と思う相手にも、「めちゃくちゃいいな」と思う相手にも、大きく対応を変えないようにしています。のちのち関係が深まって、お酒でも飲みかわす日がくれば、意見をぶつけ合うこともコミュニケーションの一環になるけれど、お互いへの信頼がそれほど深まっていないうちから自分をさらけ出してしまうのは、人間関係を進めていくうえでは、あまりよくないんじゃないかと思うんです。だから、絶対に曲げられないということ以外は、基本的に「相手を否定しない・ぶつからない」ことを心がけています。――「表層だけ理解しているつもりになってはいけない」ともおっしゃっていました。まずは相手の話に耳を傾けて、理解しようとするのが大事、ということでしょうか。そうですね。全部を受け止める必要はないと思うんです。「え、それは違うんじゃない?」と引っかかったことがあれば、聞けばいい。でも、「違うんじゃない?」と伝えたら、相手は否定されたと感じてしまうじゃないですか。ストレートに伝えるのではなくて、「僕はこう感じたんだけど、それとはまた違うんだよね?」というふうに、あくまで質問しているだけ、というニュアンスで投げかけると、意外と相手も抵抗なく応えてくれたりする。要するに、思いやりですよね。「その言葉を言ったら相手がどう思うか考えなさい」みたいなことを、小学生のころから先生とかにずっと言われてきたのはこういうことだったのかなあ、と今になって考えたりします。

なるべく嫌われないように努力することはできる

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――わかっていてもつい「違うんじゃない?」と攻撃的になってしまうことも多いので、その配慮はすばらしいと思います……。ただ昔から小狡い人間なだけなんですよ(笑)。やっぱり、誰からも好かれているほうが、気分がいいじゃないですか。もちろん誰からも嫌われないなんてことは絶対に不可能だけれど、なるべく嫌われないように努力することはできるんじゃないかなと、子どものころから思っていて。嫌われない立ち居振る舞いというのを、学んできたような気がします。――なるほど。自分も相手もストレスなく楽しめる場の空気をできるだけつくりあげたいという、大人の思いやりを感じます。自分を全部さらけ出したら、誰かからは好かれて、誰かには嫌われるのは、当たり前だと思うんです。だからこそ、自分を全部さらけ出しても好きでいてくれる人を見つけたいと思うし、そういう人が一人でもいれば心のバランスをとりやすくなるはず。好きな人に嫌われたくなくて本当の自分を隠しちゃう、みたいな人も多いと思いますが、「この人にならさらけ出してもいい」と思える相手を見つけたほうがいいんじゃないのかな。矛盾するようですが、やっぱり自分らしく生きている人って魅力的じゃないですか。僕はなかなかありのままではいられないから、余計にどんなときも自分を貫いている人には憧れる。嫌われるかもしれないリスクを背負ってでも、自分をさらけ出したい相手を見つけるか、そこまででもないのなら、うまく気を遣いあって、お互いにほどよい人間関係をつくりあげていくか。そのどちらかなんじゃないかと思います。

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――自分をさらけ出すのと、自分を押し付けるのも、また違いますしね。台本を読むとき、主観的になりすぎないようにしているのは、自分に都合のいい解釈しかできなくなってしまうからなんです。自分の見つけた正解に固執してしまうと、たとえばそれが監督の思い描いているものとズレていた場合、怒りや戸惑いが先行してしまう。「そういう考え方もあるんだな」と思えず、「こうするべきなんだ!」と、後に引けなくなってしまうんじゃないか、って。その衝突は、話し合いとは呼べないし、信頼関係も築けなくなってしまう。主観で考えることも大事にしつつ、客観的な解釈も忘れないというのは、仕事でもプライベートでも、僕がずっと大切にしていることかもしれません。

インタビューvol.3は9/29配信!

【プロフィール】

渡邊圭祐

1993年11月21日生まれ。宮城県出身。地元の仙台でモデルとして活動したのち、初めて受けたオーディションで『仮面ライダージオウ』のレギュラーキャストに抜擢、東京進出を果たす。以降、ドラマ『推しの王子様』、『やんごとなき一族』、映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』など、話題作に出演。今年12月23日には、映画『ブラックナイトパレード』の公開も控えている。

【インフォメーション】

木ドラ24『チェイサーゲーム』

9月8日スタート 毎週木曜深夜0時30分・テレビ東京系9月13日スタート 毎週火曜深夜0時・BSテレ東、BSテレ東4K『ナルティメットシリーズ』や『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』など数々の人気作を生み出してきたゲーム制作会社・サイバーコネクトツーが制作し、クリエイティブ業界を中心に波紋を呼んだ漫画『チェイサーゲーム』が待望の実写ドラマ化。<あらすじ>ゲーム開発会社『ダイナミックドリーム』で働く主人公・新堂龍也(渡邊圭祐)は、中学時代からの夢だったゲームクリエイターとして日々仕事に励んでいた。そんな中、入社9年目にして中間管理職のプレイングマネージャーへ昇進する事になった龍也は、開発中である新規タイトルのプロジェクトを引き継ぐことに。しかし、そのプロジェクトは異例と言えるほどに制作が長期化していた……。不思議に思った龍也が原因を探ると誰かに妨害されていることが判明! 果たして龍也たちはこのプロジェクトを無事に成功する事が出来るのか――。

【ドラマ公式サイト】

撮影/楠本隆貴(willcreative) スタイリスト/九(Yolken) ヘアメイク/木内真奈美(Otie) 取材・文/立花もも 構成/岩崎 幸【渡邊さん衣装】ジャケット ¥46200 パンツ ¥37400/ともにCOGNOMEN(Sakas PR)・Sakas PR東京都渋谷区神宮前3-15-21  ヒルトップ原宿301℡03-6447-2762

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