
昨年12月福岡以来、通算5回目のVを飾った竹田和哉
「備南競艇事業組合47周年記念競走」(18日、児島)
児島ボートの優勝戦は2号艇の竹田和哉(29)=香川・112期・A1=が2コースから差し切り優勝。1号艇で人気を集めた新田雄史(38)は2着、強烈な伸びで3コースカドから攻めた飯山泰(45)は3着となり3連単は1万1550円の好配当となった。
優勝戦は内枠の新田と竹田がF持ちでS展示ではセンター、アウトの4艇がF。本番も飯山が3カドから勝負に出たが、1コースの新田がコンマ04、2コースの竹田がコンマ05のSで応戦。1周1Mは飯山のまくりを封じて新田が先マイしたが、2コースの竹田が鋭く差し切った。30日間のF休み明けの児島で今年初優出初Vを飾った竹田は「Sは怖かったので直前で体を起こした。優勝戦までに色々試して、3番(飯山)の伸びにはかなわない。勝つなら出足と思って調整。いいターンができた」と強敵を打ち破り昨年12月福岡以来、通算5回目の優勝を手にした。
今年1月には香川支部の後輩・中村日向(24)が児島で初V。続く四国地区選でG1制覇を飾り、SG・クラシックに出場中。中村の初Vの場に居合わせた竹田は「むちゃくちゃ刺激を受けています。向こうはSGを走っていますからね。自分も年間の優勝回数を増やして行きたい」と決意。香川勢の児島での優勝は1月・中村日向、2月重成一人に続き今年3人目。竹田も児島Vをきっかけに飛躍を誓った。