アーム株のオプション取引開始、現物値下がりでプット購入活発化

アーム株のオプション取引開始、現物値下がりでプット購入活発化

  • ロイター
  • 更新日:2023/09/19

Saqib Iqbal Ahmed

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9月18日、 ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アームの株式オプション取引が18日に始まり、早速活況を呈した。写真は14日、アーム上場の日にニューヨークのナスダックで撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 18日 ロイター] - ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アームの株式オプション取引が18日に始まり、早速活況を呈した。上場2日目の15日に現物の株価が急落した影響で、一段の下落に備えるためのプット(売る権利)購入が広がったもようだ。

18日のアーム株オプションの出来高は約7万4000枚。そのおよそ8割は約定期限が10月20日の取引に集中し、大半がプットだった。トレード・アラートによると、この日の個別株オプション出来高トップ50にも入ったという。

キャピタル・マーケット・ラボラトリーズのオフィア・ゴットリーブ氏は「株価が急速に下がっており、相当な売り圧力がある。プット購入の動きはさらなる下値余地があるとの思惑を表していてもおかしくない」と指摘した。

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