
アニメのキャラに扮してプレゼンする学生
学校法人岩崎学園情報科学専門学校=鶴屋町=は5月19日、関内ホールで「ISCプログラミングコンテスト2023」を開催した。同校と横浜医療情報専門学校の学生計914人が参加した。
情報通信技術を活用した社会に役立つアイデア・作品を発表するもの。リアルイベントとしては3年ぶりで、初の外部会場での開催となった。当日は58グループから校内の選考を通過した5組がプレゼン。「電車の遅延がすぐわかる」「座ったまま照明や空調を調整できてゲームに集中できる」など、学生らしいユニーク作品が紹介された。
最優秀賞に選ばれたのは、横浜医療情報専門学校3年の松本翼さん、小林栞さん、小川奈津美さんのグループ。通園バスに園児が取り残される事件を受け、置き去り防止システムを考案した。松本さんは、「受賞できて嬉しい。家族に園児がいるメンバーもおり、事故が起きることがないようにという思いで始めた。アドバイスをもとに発展させ、現場での実証実験にも取り組んでみたい」と振り返った。
タウンニュース神奈川区版