中津城のおみくじからくり人形、台風で倒れる 復活望む声多数、修理を検討

中津城のおみくじからくり人形、台風で倒れる 復活望む声多数、修理を検討

  • 大分合同新聞
  • 更新日:2022/09/23
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強風で倒壊した「おみくじからくり人形」の木製ボックス=21日、中津市二ノ丁の中津城

【中津】19日に県内に最接近した台風14号の強風により、中津城(中津市二ノ丁)で長年親しまれてきた「おみくじからくり人形」が倒壊し、使えなくなった。地元住民やファンから復活を求める声が上がり、撤去を考えていた城の管理会社は修理を検討している。

からくり人形は高さ約2メートル、幅約70センチの木製ボックスに入っている。100円を入れると、着物を着た人形がおみくじをお盆に載せて持って来る仕組み。昨年末、テレビ番組でお笑い芸人が物まねをして全国的に知名度が上がり、人形目当てに城を訪れる人も増えたという。

城を管理する千雅商事によると、城が再建された1964年の数年後に設置された。それから少なくとも50年以上が経過し、木の台座が朽ちるなどしていた。

今回の台風でケースが横倒しになり、配線なども壊れて動かなくなった。老朽化もしており、撤去することを交流サイト(SNS)に投稿したところ、「修繕は無理ですか?」「親子3代で毎回引くのを楽しみにしていた」「復活の署名活動を」といったコメントが数多く寄せられた。

製造メーカーは不明だが、地元業者に状態を調べてもらい、修理は可能なことが分かった。

同社の段上秀貴経営企画室長(61)は「予想以上に多くの人に愛されていることを知り、驚いた。まだ修理に必要な額は分からないが、クラウドファンディングで募ることなども視野に、なんとか復活させたい」と話している。

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