朝乃山の敗因は左上手こだわりすぎ/大ちゃん大分析

朝乃山の敗因は左上手こだわりすぎ/大ちゃん大分析

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/08/01
No image

照ノ富士(手前)に寄り切りで敗れる朝乃山(撮影・鈴木正人)

<大相撲7月場所>◇13日目◇7月31日◇東京・両国国技館

逆転優勝へ、負けられない戦いが続く。新大関の朝乃山(26=高砂)が、照ノ富士に負けて2敗に後退。14日目に照強に負けて、照ノ富士が勝つと昨年夏場所以来となる自身2度目の賜杯を逃すことになる。史上9人目の新大関優勝の道は険しくなったが、逆転優勝を信じて土俵に上がる。

◇   ◇   ◇

左上手にこだわりすぎて前に出ることを忘れた-。これが朝乃山の敗因だ。朝乃山にとって生命線ともいえる左上手だが、当たって出足を利かせて踏み込み、押し込んでの上手、そして右を差すなら分かる。それが取りに行くような踏み込みだから、照ノ富士のような身長も体重も自分より上の大型力士には圧力をかけられるだけだ。力の出ない形で取っただけに後手に回ってしまった。上手を切る技術も朝乃山には、まだない。そのあたりに照ノ富士との経験の差も出た。優勝争いの大一番だったが、朝乃山にはいい勉強をさせてもらった相撲でもあった。上手の取り方にしても、まだまだ課題があるということ。幕尻の照ノ富士、そして14日目は照強と、場所前には予想もしていなかった相手と当たる。想定外のことを克服するのも看板力士の務め。これもいい勉強の場所になっている。(高砂浦五郎=元大関朝潮・日刊スポーツ評論家)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加