「鬼滅の刃」劇場版公開でフル回転!超異例1館初日42回上映、コロナに食われた映画界...救う柱に

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2020/10/17

累計発行部数1億部を超える大ヒット漫画を原作にしたアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が16日、初日を迎えた。今年最大の注目作とあり、入場数を50%に制限してきたシネコン最大手のTOHOシネマズは全席販売に踏み切り、東京・TOHOシネマズ新宿では全12スクリーンのうち11スクリーンを使って1日で42回上映するなどフル回転。コロナ禍で苦境の映画業界にとって起爆剤となるか注目される。

新型コロナウイルスの影響で多数の大作映画の公開が延期される中、社会現象となっている「鬼滅の刃」の劇場版がロケットスタートを切った。

この日、全国403館で公開されると、各劇場には早朝からグッズを求めてファンが殺到。出勤前に午前7時から観賞した東京都内の会社員、伊藤多実子さん(40)は「5時起きで来ました。面白かったので早く続きが見たい」と大興奮だ。

同作は、鬼に家族を殺された少年が、鬼と化した妹を人間に戻すため壮絶な戦いに挑む物語。電子版を含むコミックス累計発行部数は1億部を超え、歌手のLiSA(33)が歌うアニメ版の主題歌「紅蓮華」も大ヒットとなっている。

この人気を見込んで、全国の劇場はフル回転で上映。映画館は9月19日から全席販売再開が可能になるも、これまでは定員の50%以下を継続している劇場が多かったが、TOHOシネマズは16日から3日間、全劇場で全席販売に踏み切った。

さらに午前6時に開館したTOHOシネマズ新宿では、全12スクリーンのうち11スクリーンを使い、翌17日未明まで超異例となる42回も上映(上映時間1時間57分)。ほかの劇場でも数十回上映された。全席販売でコロナ対策を気にする人もいるが、TOHOシネマズ池袋で観賞した会社員、佐藤菜摘さん(32)は「上映回数が多く、観客が分散しており、安心して見られた」と振り返った。

今年はコロナ禍の中、「今日から俺は!! 劇場版」が興行収入約53億円、「パラサイト 半地下の家族」が約47億円、「コンフィデンスマンJP プリンセス編」が約37・7億円、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」が約32・2億円とヒットを飛ばしているが、「鬼滅-」の関係者は「このまま行けば、今年一番のヒットを狙える」とうれしい悲鳴。映画界にとって明るいニュースとなりそうだ。

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