
新型コロナが5類に引き下げられてから、約3週間。
福島市のバラ園には4年ぶりの笑顔が戻ってきました。
佐藤梨園・ローズガーデンの佐藤とも子さんは、「心癒されてほしいなっていうのが一番。
手入れしながらも、どうせ今年できないんだと思うと、気持ち的に力を入れるのがつらいとこもあった」と振り返ります。
新型コロナの影響で2020年から一般開放を休止していましたが、4年ぶりに来場客を迎え入れました。
訪れた人は、「だいぶ花も咲いていたので、楽しんで見ていこうかなと思いました」とか、「自分の家では、バラは植えていないので、優雅な感じがする」などと話し、見頃を迎えた色とりどりの約800種類のバラを、写真を撮るなどして楽しんでいました。
好天に恵まれた今年は、バラは例年より1週間ほど早く咲き始めていて、6月上旬まで楽しめるということです。
佐藤さんは、「今年こんなふうに来てもらえるだけでもうれしい。お客さんの声が、来年も頑張ろうという励みになる」と話していました。