「身が引き締まる」巨人・菅野、プロ野球史上最高年俸8億円

「身が引き締まる」巨人・菅野、プロ野球史上最高年俸8億円

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2021/01/14

巨人・菅野智之投手(31)が14日、東京都内で書面などを通じて契約更改交渉を行い、プロ野球史上最高額を更新する年俸8億円で合意した。今オフはポスティングシステムでのメジャー移籍を目指したが契約合意に至らず、巨人残留を決断。新たに単年契約を結び、9年目のシーズンに臨む。

◆1億5000万円増でサイン

長く更新されることがなかった“レコード”を更新した。帰国後の隔離期間を踏まえ、東京都内の滞在先でリモートでの契約更改交渉に臨んだ菅野は、1億5000万円増の推定年俸8億円でサイン。引き締まった表情で来季への決意を語った。

「それだけプレッシャーもありますし、金額に見合った活躍をしないといけないなと身が引き締まる思いです」

◆2003、04年ペタジーニの年俸7・2億円超え

昨季の年俸は佐々木主浩(横浜)と並ぶ日本選手最高の6億5000万円だった。今季はプロ野球記録となる開幕戦からの13連勝を達成し、圧倒的な活躍でリーグ2連覇に貢献。その結果、日本選手の単独トップに立っただけでなく、2003、04年のペタジーニ(巨人、年俸7億2000万円)を超え、外国人選手も含めた日本球界最高年俸を手にすることとなった。

今までにないオフを経て、気持ちは次のシーズンへ向かっている。昨年12月、メジャー移籍を目指してポスティングを申請。元日には交渉のために渡米し、9日に帰国した。期限ぎりぎりまで熟考し、巨人残留を決断した。

◆球団“メジャー級”契約で応えた

新型コロナウイルスの感染拡大でメジャーの来季開催が見通しづらい中で「挑戦するタイミングは今ではないと判断しました」と心境を明かし、リーグ3連覇の力となることを誓っていた。巨人側も、そんなエースの思いに“メジャー級”の破格契約で応えた形だ。

渡米や交渉による多忙を踏まえ、春季キャンプは「S班」となる見込みだ。ベテランや外国人選手を中心の「S班」は2月6日に遅れて沖縄でキャンプインし、同16日に1軍本隊と合流するまで個人に調整を任される。原監督は「短いオフで、いろいろな経験をできたことをプラスに変えてもらいたい。疲れもあると思うが、早く万全な状態で開幕を迎えてもらいたい」と全幅の信頼を寄せた。

◆単年契約で臨むプロ9年目

単年契約で臨むプロ9年目。4年連続7度目の開幕投手には「毎年目標にやっているが、こだわりすぎて、急ぎすぎてもよくない」と慎重ながら、エースとして頂点に導く覚悟はできている。

順調ならシーズン後には、海外フリーエージェント(FA)権を取得できる見通し。メジャー挑戦に再トライする可能性もある。それでも、菅野は「全て前向きに捉えて、今はもう目の前の日本一しか考えていないです」と言い切った。 (箭内桃子)

No image

オンライン取材を受ける菅野(球団提供)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加