<新興国eye>前週のロシアRTS指数、堅調な海外市場や原油高を好感し、3週続伸=BRICs市況

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、堅調な海外市場や原油高を好感し、3週続伸=BRICs市況

  • モーニングスター
  • 更新日:2021/02/22
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前週(15-20日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の20日終値が前日比0.44%安の1465.82、前週比では0.26%高となり、3週続伸した。週末20日土曜日は特別営業日として通常取引が行われた。

週明け15日の指数は3営業日続伸して始まった。バイデン米大統領の追加景気刺激策や世界的な新型コロナウイルス感染の鎮静化により、原油需要が増加するとの観測でブレント原油先物が1バレル=63ドルを突破したことが好感された。

16日は反落し、18日まで3営業日続落した。

16日は、高値圏が続いた原油先物価格が利益確定売りで下落し、ロシア株の売りにつながった。

17日は、産油大国サウジアラビアが3月初めのOPEC(石油輸出国機構)会合で増産を発表するとの憶測で原油先物価格が続落し、ロシア株の売りが加速。また、国営石油大手ロスネフチが売られたほか、イタリア電力大手エネルのロシア合弁会社エネル・ロシアも業績悪化を理由に無配当を発表したことを受けて急落したことも、指数を押し下げた。

18日も、原油先物価格の下落や、海外市場の軟調を受け、ロシア市場でも売りが広がった。

19日は反発し、週末20日は反落した。

19日は、米国による対ロ制裁懸念が後退したことや、海外市場が景気回復見通しで堅調となり、ロシア市場にも買い戻しが入った。20日は利益確定売り優勢となった。

今週(22-26日)のロシア市場は引き続き、新型コロナ感染や変異ウイルス、ワクチン接種などの動向、世界経済、特に米国の景気対策や寒波の動向、対ロ制裁、ロシア国内の景気対策や原油価格、ルーブル相場、反体制派指導者ナワリヌイ氏の動向などが焦点となる。このほか、原油価格に影響を与える23日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や24日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表予定はない。指数は1380-1500ポイントの取引が予想される。また、23日は「祖国防衛の日」の祝日のため、休場となる。

<関連銘柄>

RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、

WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、

野村原油<1699>、iエネルギー<2024>

提供:モーニングスター社

(イメージ写真提供:123RF)

増谷 栄一

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