【その展開は反則】Netflixシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』7話あらすじ&ネタバレ

【その展開は反則】Netflixシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』7話あらすじ&ネタバレ

  • めるも
  • 更新日:2021/10/15
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再びアルコールと薬におぼれるベスが心配な前話でしたが、ここからどんな展開が待っているのでしょう。同じ施設で過ごした唯一の親友ジョリーンは救世主となるのか?

いよいよ最終話を迎えます。

本当の家族は他にもいた

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ベスと久しぶりの再会を果たしたジョリーンは、その荒れた生活を心配します。そして、本当は薬やアルコールを止めたいことや、母親からの遺伝もあるかもと話すベスに、もういない母親のことを考えるのは無駄だと優しく諭しました。

実母との幼い日の断片がよくベスの頭のなかで回想されますが、それに縛られていたのもきっと確か。ジョリーンのこのアドバイスはきっとベスの気持ちをかなり楽にさせてくれたんじゃないかなと思います。

そもそもジョリーンが訪ねたのは、用務員のシャイベルさんの訃報を伝えるためでした。
2人でお葬式へ向かいます。シャイベルさん、生きている間にベスと再会してほしかったな。だけども、ベスが借りた州大会参加費5ドルを10ドルにして返す約束、あれ返してなかったことには軽くショック。

かつてシャイベルさんとチェスをしていた地下室に行ってみると、ベスの活躍を報じる記事のスクラップからもらった手紙まできれいに貼られている壁を見つけます。

多くは語らずの性格のシャイベルさんでしたが、ずっとベスのことを気にかけて応援していたんですね。ベスもその愛を感じて泣き崩れます。泣きじゃくるベスを抱き締めるジョリーン。思わずこちらももらい泣きです。

キリスト教会からの支援を断ったベスが大会費用に困っている時には、ジョリーンが自分の学費を貸して助けます。団体からの支援を受けるには、反共産主義の声明を出すことが条件だったんですが、政治利用されたくないベスは拒否しちゃうんですね。支援打ち切りに加え、今までの支援金も返して困窮していたところに名乗り出てくれたのが、女神ジョリーン。

自分はベスの守護天使じゃない、家族だから必要な時は支えると伝える彼女。本当に素晴らしい女性へと成長していて感動です。あらためて、シャイベルさんやジョリーンへの深い感謝と愛を感じて、ベスはモスクワ国際大会への意気込みをより強めます。ここまで、まだ一回も薬やアルコールを口にしているシーンはありません。

いいぞ、その調子!

実母との記憶の中で

チェスが盛んなロシアでは、大会への注目度も高く、ファンやギャラリーもアメリカの桁違いです。それでもやっぱり女性のチェスプレイヤーは珍しく、ベスもあまり有力視されていません。

ただ、そんな下馬評なんて覆すのがベスの得意技ですよね。世界的プレイヤーを前に堂々たる試合運びで次々勝利を収め、出待ちのファンを沸かせます。なんだかすごくクリーンな表情をしているベス。目が生き生きとして地に足がついている、今までみたいな危うさがだいぶとれている気がします。

これって酒断ちの効果?モスクワ入りしてからも確かに一度も飲酒してません!ひやひやするいくつかの場面はありましたがセーフです。薬も、事故当日の実母の回想から覚めた後、それと決別するかのようにトイレに流します。実母の死因は不慮の交通事故ではなく、ひとりでこの先ベスを育てられるか行き詰まった挙げ句の心中だったことをはっきり思い出したのです。そして自分は奇跡的に生き残ったと。薬の抜けたクリアな頭が、きっとその記憶のもやをなくしてくれたのでしょう。

薬のケースを手に取った時はひやりとしましたが、中身を捨てた瞬間、次に進む決意をしたようにも見えたので今度は本当に大丈夫なんじゃないかな…。

でも次のボルゴフ戦までは安心しきれません。

モスクワでの助っ人たち

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全勝で挑んだ最後の相手、いよいよ世界王者ボルゴフです。パリでの酒臭いベスとは全くの別人。慎重に、的確に、駒を動かしていきます。ボルゴフももう彼女の強さを戦いながら肌で感じとってそうです。

「チームで戦う」のがロシアのチェス。だから強いと以前ベニーが教えてくれました。そのとおり、ボルゴフは中断を申し出ます。封じ手を使って次からの戦略を仲間たちと練るためですね。

帰り際大勢の記者に囲まれたベスは、少しの取材にだけ答えようと自分のチェス人生のルーツであるシャイベルさんの話をします。

そして足早に去ろうとしたところに、地元レキシントンの記者が…。初恋の相手、タウンズでした!思わず抱きつくベス。やっぱり彼への恋は破れても想いは特別な相手だったみたいです。

タウンズは、ボルゴフ戦のセコンドになってベスを支えると申し出ます。薬を飲むとチェスを考えやすくなると告白するベスに、飲まなくても強いと励ますタウンズ。ふたりはこの先ずっと恋人にはなれなくても友達としてはよい関係でいられることがよく伝わります。

翌日、熟睡しているベスをそっと起こしタウンズが電話を繋ぎます。ベスは少し戸惑いつつ受話器を受けると、なんと相手はベニーでした!さらにはベルティックや他のチェス仲間も一緒みたい!

朝刊に出ていたボルゴフとの棋譜を見て次の戦略をみんなで集まって3時間も考えてたと言うんです。
ふたりともベスのこと見限ったわけじゃなかった、ちゃんと応援団でいてくれてたんですね。最終話ならではの熱い展開に泣きそうです。

ボルゴフとの試合再開にまさにベス側も「チームで」戦いますが、予想外の手に出られて緊迫します。行き詰まったベスにドローを勧めるボルゴフですが、勝負師のベスが受けるはずもなく試合は続きます。

最終局面、苦しい展開でもうベス側の投了かとあきらめかけた瞬間、ベスは初めて薬なしで天井に盤面を出現させました。子どもの時から寝る前天井に見ていた盤面です。

薬を飲んだときだけに出ると思い込んでいた。でも、薬を抜いた後にこそ研ぎ澄まされた集中力が発揮されたのかもしれません。頭のなかでチェスを動かし天井の巨大な駒が次々展開します。見えた!そして、決めの一手でついにボルゴフに勝利!!この瞬間がやっと来ました~爽快です!

勝利を知ったジョリーンや、ベニー、ベルティックたちもみな喜びを爆発させます。

ベスの歩く先は

歴史的大勝利を果たして、モスクワの街中を歩くベスはもう迷わないでしょう。自分のこれからを自分の足で踏みしめる、それを表してるんじゃないかな?穏やかでリラックスした表情はとても晴れやか。

歩き進む先には、チェス盤を並べて大勢の人たちが対局を楽しんでいる広場が。ベスはチェスファンに歓迎され囲まれます。そしてどこかシャイベルさんを思い出させる老人と対局を始めるラストで幕を閉じます。

最終話、勝利の瞬間の気持ちよさはもちろん、関わった人たちが次々と登場しベスを助ける展開に胸が熱くなりました。やっぱり人の心を支える最たるものは、誰かの存在なんですね。

Netflixシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』独占配信中

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