
薩摩川内市の伝統行事「川内大綱引」は新型コロナウイルスの影響で今年も中止されることが決まった。綱練りと神事のみを行うという。「川内大綱引」は、毎年9月に開催され420年以上続く伝統行事。県の無形民俗文化財に指定されている。
薩摩川内市の伝統行事「川内大綱引」は新型コロナウイルスの影響で今年も中止されることが決まった。綱練りと神事のみを行うという。
毎年9月に薩摩川内市で開催される「川内大綱引」は、420年以上続く伝統行事で県の無形民俗文化財に指定されている。迫力のある綱引きを一目見ようと例年、県内外から約6万人が訪れる。しかし去年、おととしは新型コロナの感染拡大防止のため中止となった。
保存会によると、今年も綱引きは中止されることが決まったという。ただ、綱練りと神事は行うことになった。綱練りは約1500人で力を合わせ、長さ365m、重さ7tの大綱を作り上げるもので規模を縮小した形で行うかなど詳細について保存会で決めるとしている。