さゆり52歳が語る、夫婦円満になる“魔法の言葉”「言わんでもわかるは嘘」

さゆり52歳が語る、夫婦円満になる“魔法の言葉”「言わんでもわかるは嘘」

  • 女子SPA!
  • 更新日:2022/05/18

いつも可憐で美しい“かつみ・さゆり”のさゆりさん。今回は、誰もが魅了されずにいられないやさしいお人柄の秘密や、辛いことの乗り越えかた、大切にしている言葉を教えていただきました。

(※編集部注)「かつみ・さゆり」の「・」には「ハートマーク」が入ります。

◆人は鏡、笑顔で愛せば、笑顔で返してくれる

――さゆりさんが人と向き合う上で大切にされていることは何でしょうか?

さゆりさん(以下、さゆり)「私、子どものころ『さゆりちゃん、人は鏡よ』と母に言われたことが、ずっと心の中にあるんです。『さゆりがその人のことを“嫌い”と思ったら、その人もさゆりのことを“嫌い”って思っちゃうし、さゆりがいつも笑顔で“この人好き!”って思ったら、きっとその人もさゆりのことを“好き”って思ってくれるわよ」って。ちっちゃいころ三面鏡の前で母に教えてもらった言葉なんですが、これを自分の奥底で、いちばん大事な言葉として持っているんです。

だから、人にいやなことをされたり、なにかあったときは相手を責める前に『なんで私は、この人がこういうことを言うようにしちゃったんだろう?』って考えちゃうんです。それは逆に自分によくないかなとも思うんですけど、一旦呑み込んで、“どうしてこうなったのか?”見つめ直してみるようにしています」

◆どんなに辛くても「人生の天気も必ず変わる」

No image

――自分に原因がないか、振り返ってみるのですね。それでも悩んでしまって辛いときは……?

さゆり「私は落ち込んでも長続きしなくて、一晩寝たら『あれ? なんで昨日はあんなこと思ったんだろ?』って思ったりするんです。だから私、どうしてもこの言葉をお伝えしたくて。

『人生の天気も必ず変わる。今日が雨でも明日はきっと晴れ』。雨が降るからこそ、花は咲きます。

もし、『もう楽になりたい』って思うようなことがあったら、一回深呼吸して、何も考えないで、とにかくベッドに入って朝を迎えてください。夜って、人間はどうしても沈んでしまうことがあるけど、一夜明けて太陽を浴びると『昨日のあれはなんやったんやろ?』って思うことは多々ありますから。『なんか一晩越えたら楽になった!』っていうこと、ありませんか?」

――あります、あります!

さゆり「勢いで突っ走ってしまったら、あとで絶対後悔すると思うんです。生きていらっしゃったら、必ず笑ってる日が来ますから。それなのに、それを体験できないってもったいないですからね」

◆心が折れそうになったときもあった

――では、大変だったことが笑顔につながったエピソードはありますか?

No image

さゆり「ありますよ~! 辛いことが立て続けに来て、こんな私でも心が折れそうなときがありました。真夏の真夜中、どしゃぶりの雨の中かつみさんとふたりで帰ってきたら電気が止められていて。真っ暗で蒸し暑くて、灯りもないし、ガスで灯りをとろうとしたらガスも止められていて……。でも蛇口をひねったら、水だけは出たんです」

――お水が! よかったです!

さゆり「『よかったね!水は出るわ』ってホッとして。そのとき、何か灯りになるものはないか探したら、かつみさんが元カノさんにもらったクリスマスツリー型のキャンドルライトが出てきたんです。『これで灯りをとろう』って火をつけたら、それが熱を感知して『チャンチャンチャンチャンチャン♪』ってジングルベルが流れる珠玉のオルゴール型キャンドルで(笑)。

◆忘れられない真夏のクリスマスに

――灯りだけでなくジングルベルが(笑)。

さゆり「でも、それのおかげで真っ暗な部屋が幻想的なオレンジの灯りにふわ~っと照らされまして。かつみさんが汗をダラダラかきながら、『さゆりちゃん、真夏のクリスマスやな! めっちゃロマンチックや!』って言ったんです。

私、本当に辛いことが続いていたので、『何をおっしゃってるんやろ、この方は!?』と思ったんですけど。でも、『さゆりちゃん、今辛いやろ。でもいつかきっといい思い出に変わるから』って。

そのときは『何を脳天気に!』と思いましたが、それから何年かして、かつみさんと一緒にちゃんとしたクリスマスが祝えるようになったとき、私、『そやけどかつみさん、今までのクリスマスでいちばんだったのは、あの真夏のクリスマスやわ』って無意識に言ってたんです」

◆今は辛くても、やがていい思い出に変わるはず

――かつみさんのおっしゃったとおりに!

No image

さゆり「ええ。あのとき『きっとこれいい思い出になるから。さゆりちゃん!』って言われて、『そんなんあるわけないわ!』ってすごい思ったのに、『なったー!』って驚いて。そのことがあってから、辛いことやしんどいことも、何年後かには素敵な思い出に変わるんだっていうのを実感したんです。

それからは辛いことがあってすごい泣きそうなときでも、『よし、今がんばろう。何年後かに、また素敵な思い出がひとつ増えるんだ』って思えるようになりました。『どんなにしんどいことがあっても、やがていい思い出に変わる。だから大丈夫!』。その確信が胸の奥底に芽生えてから、すごく強くなりましたね」

◆言いたいことはタイミングを見て伝える

――大変なときも、おふたりで前を向いて困難をクリアされて。さゆりさんがかつみさんと仲良く過ごすために、心がけていることはありますか?

さゆり「そうですね、やっぱり言葉はすごく大事だなと思っています。何か伝えるときも。ストレートに『こうやんか!』って言っちゃったら、人って反発するじゃないですか。おたがい『こっちが正しい』って思っていたら、意見もぶつかりますし。

私は言いたいことがあるときも、あえてその場では言わないようにしています。『こういうのは直してほしいな』とか『あのとき、本当はいやだったんだよ』って伝えたほうがいいと思ったら、ずいぶん日にちが経って、何かふたりで楽しく過ごしているときにサラッと言います。

感情的なぶつかり合いって、絶対『ギャー!ギャー!』ってなるじゃないですか。うちに意外と夫婦げんからしい夫婦げんかがないのは、その場で言い合うことがないからかもしれないですね」

◆「ありがとう」は最高の魔法の言葉

――おたがい、冷静に受け止められるときにお気持ちを伝えているんですね。

No image

さゆり「それと、うちはすごく『ありがとう』が多いです。私、『夫婦だから言わんでもわかるでしょ?』って、あの言葉絶対嘘やと思うんです。心ってやっぱり言葉で伝えないとわからない。だから私は『ほんまはこうなのよ』とか、『ありがとう』っていうのはなるべく伝えるようにしています。

『ありがとう』は本当に素敵な、大好きな言葉です。『ありがとう』って言われていやな人はいませんし、特に夫婦間とか『生活を共にしているから当たり前』みたいになることが多いので、『ありがとう』はそこを特別にしてくれるというか。かつみさんも、『いつまでもそうやって“ありがとう”って言ってもらえたら、さらに可愛く思える』って言ってました(笑)。

こちらが感謝の言葉を伝えると、それをまた愛情として返してもらえますし。自分も『気持ちが伝わった!』と思ったら嬉しいし、本当にウィンウィンな魔法の言葉だと思いますよ」

――本当にそうですね! 素敵なお話をありがとうございました!

No image

【かつみ・さゆり】

「どんきほ~て」としてNHK上方漫才コンテスト第17回(’86)最優秀賞、ABC漫才落語新人コンクール第8回(’87)最優秀新人賞など賞を総なめにしたかつみ、桂三枝の弟子さゆりとで「かつみ・さゆり」として夫婦漫才やレポーターとして活躍中。著書に『さゆり52歳 生き様ビューティー』(ヨシモトブックス)がある。

Instagram:@katsumisayuri_sayuri/YouTube:かつさゆのボヨヨンチャンネル/Tik Tok:@katsumi_sayuri

<取材・文/みきーる 写真/林紘輝>

【みきーる】

ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加