
和田愛子元区議
足立区議会は偽ブランド品販売で書類送検されていたことがわかった立憲民主党・和田愛子氏の辞表届を26日、正式に受理した。
和田氏は偽ブランド品のバッグを販売した商標法違反の疑いで警視庁に書類送検。5月9日に略式命令を受け罰金20万円を支払った後、同月21日に投開票された足立区議選挙で初当選した。
ところが事案が明るみになると、同月25日に自身のツイッターで反省の弁を述べながら議員辞職を表明していた。
立憲内では足立区議会が26日付けで和田氏の辞表届を受理したニュースが流れた後、「選挙資金のため? なぜそんなバカなことをしたのか」と動揺の声が広がった。
今回の件がなければ、和田氏は25日に党本部で開いた統一地方自治体選挙で初当選した新人女性議員たちによるシンポジウムに出席できたかもしれない。ある女性議員は「2年前の都議選に立候補して落選した際、応援した女性議員たちに涙を流して直接謝りに来ていました。礼儀正しい女性という印象しか残っていません」と語った。
立憲は和田氏が24日に提出した離党届を認めず、党倫理規則に基づき除名処分としていた。
立憲関係者は「和田氏は警視庁に書類送検された時点で、党に報告するのが常識だったと思います。党は事前に知っていたら足立区議選の候補者として公認していなかったはずです」と語った。
東スポWEB