「麒麟がくる」染谷将太も感嘆 滝藤賢一好演の足利義昭は信長より「遥かにピュア 恐ろしいほど」

「麒麟がくる」染谷将太も感嘆 滝藤賢一好演の足利義昭は信長より「遥かにピュア 恐ろしいほど」

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  • 更新日:2020/10/19

俳優の長谷川博己(43)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)は18日、第28話「新しき幕府」が放送され、新章「京~伏魔殿編」に突入。主人公・明智光秀が歴史の表舞台へ現れる。新しい織田信長像を体現している俳優の染谷将太(28)が新章を展望した。

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大河ドラマ「麒麟がくる」第28話。織田信長(染谷将太)(C)NHK

大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

第28話は、ようやく足利義昭(滝藤賢一)が上洛。勢いに乗った織田軍は周囲の三好勢を一掃する。光秀(長谷川)も活躍が認められ、将軍奉公衆に取り立てられる。先の将軍・義輝暗殺に関与していた疑いのある松永(吉田鋼太郎)の処分をめぐり、織田側と三淵ら奉公衆の意見が割れるが、義昭は信長(染谷)の意見に従うという。その代わり、代々将軍に仕えてきた摂津晴門(片岡鶴太郎)に幕府の政務を任すことを認めてほしいと条件をつける。光秀と藤孝(眞島秀和)は、幕府を腐らせてきた張本人とも言える摂津の再起用に胸騒ぎを覚える…という展開。

前回第27話の終盤。光秀が「わたくしの心は決まっております。将軍のお側に参ります」と信長の家臣になることを断り、信長は「残念だが、分かった。以後、そのように扱う。よいな」と冷たい態度。“本能寺の変フラグ”か?とSNS上の話題を呼んだが、染谷は「上洛した際、演じていて一番感じたのは、光秀への信頼でした。光秀に言われたことをやって悪い思いをしたことがないので、光秀に対して絶大な信頼を置いています。また(斎藤)道三(本木雅弘)が『大きな世を作る』と言ったことに対して、信長自身も大きな世を作りたいという思いが強まり、さらに上洛によって『大きな世を自分で作る』という大きな野望に向かっていったと思います」と解釈。

「信長はどんどん力をつけて強くなっていく中で“全能感”といいますか、怖いもの知らずになっていきます。戦に勝って、みんなから褒められることがうれしいという点はこれまでと変わりませんが、自分の目標だけに邁進していきます。少し前までは戦で仲間が死んで悲しいという感情もありましたが、今はそういう感情も欠けていっている気がします」と変化も感じ取った。

新章に入るは「これから信長と足利義昭との関係性が描かれていきますが、この2人は本当に正反対な考え方を持っています。信長には大きな目標がありますが、それは将軍のそばにいて幕府を使わないと実現できないと分かっていて、義昭を利用しているという印象が現段階では強いです。僕はずっと『信長はピュアな人間として演じています』と言い続けてきたのですが、滝藤さん演じる義昭を見て、遥かに恐ろしいピュアさを感じました(笑)。戦のためのお金を見ても『これで何人もの命が救える』とキラキラした目でおっしゃるので…信長と義昭のピュアさの方向性は違いますが、義昭は恐ろしいほどピュアな将軍だと思いました」と感嘆。史実は、やがて信長と義昭が対立。信長は義昭を追放し、室町幕府は滅亡する。ピュア同士の信長VS義昭がカギを握りそうだ。

後半戦へ向け「信長を演じるのはすごく楽しいです。今回の信長は、分かりやすい悪役ではなく、1人の人間として丁寧に描かれています。ただ暴走するのではなく、そこにはちゃんと動機があり、過去のトラウマなどのさまざまな力が加わって、信長がどんどん止められない存在になっていきます。最後までちゃんと信長を全うしたいなと思います」と力を込めた。

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