Gと最大「5」差!阪神・佐藤輝、球団新人野手初の月間MVP御礼2安打2打点

Gと最大「5」差!阪神・佐藤輝、球団新人野手初の月間MVP御礼2安打2打点

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  • 更新日:2021/06/10
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佐藤輝は五回に2点二塁打を放った

(セ・パ交流戦、日本ハム3―10阪神、2回戦、阪神2勝、9日、札幌ドーム)受賞御礼マルチ!! 阪神は日本ハムに10-3で快勝。約1カ月ぶりの連勝で2位・巨人とのゲーム差を今季最大の「5」に広げた。ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が5月の「大樹生命月間MVP賞」に球団新人野手では初めて選ばれ、2安打2打点の活躍。16年ぶりのリーグ制覇へ、黄金ルーキーが快進撃を続ける。

空を切っていたドラ1のバットから心地いい快音が響いた。前日の借りはすぐに返す。佐藤輝が初の月間MVP戴冠に自ら花を添えるマルチ安打。汚名返上の活躍で虎を再び連勝街道へと導いた。

「昨日のことは切り替えて新しい気持ちで試合に臨んで、2本打つことができてよかった」

前夜は4三振の屈辱。やられっぱなしで終われない。まずは0-1の二回無死二塁。浅い右飛に倒れるも、これが右翼・近藤の悪送球を誘い、同点。〝持っテル〟一打で波に乗る。勝ち越した四回は5番初ヒットとなる中前打でサンズの2点打をお膳立て。そして、五回1死一、三塁の第3打席。元虎・谷川の135キロを捉えると、鋭い打球は一塁ベース手前でバウンドし右翼線を転々。トドメの2点二塁打で今季17度目のマルチ安打だ。

「チームに貢献できたということで、素直にうれしい」

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月間MVPに選ばれ、Zポーズを決める佐藤輝㊧とスアレス

この日、5月の月間MVPが発表。セ・リーグ野手部門で堂々の初受賞。矢野監督は「簡単に取れるものではないので、大したもんだし、印象が高い打点を打っているのが月間にもつながったと思う」とたたえた。さらに投手部門はスアレス。阪神勢の投打ダブル受賞は2005年9月の下柳、今岡以来。03年も7月に井川、今岡が受賞している。いずれもリーグ制覇と16年ぶりの悲願へ吉兆だ。

5月は月間打率・301(73打数22安打)、6本塁打、19打点。プロ初4番で逆転満塁弾、長嶋茂雄(巨人)以来63年ぶりの新人1試合3発と大きなインパクトを残した。開幕直後はプロの攻めに苦戦しながら瞬く間に、壁を乗り越えていった。急成長の裏に、きっかけとなった一打がある。

「場外ホームランを打った次の日から、意識的に力を抜いて打ってみようと思った。そこからよくなってきました」

4月9日のDeNA戦でハマスタの場外にかっ飛ばした3号特大ソロ。日本全国に佐藤輝明の名前をとどろかせた会心の一撃は、心のモヤも吹き飛ばした。

チームは12安打10得点で約1カ月ぶりの連勝。貯金は今季最多タイの16に戻し、2位・巨人とのゲーム差は今季最大の「5」に広がった。2試合連続で5番に座った佐藤輝は「ランナーがいる場面で回ってくることが多い。チャンスでしっかりかえせるようにやっていきます」と力を込めた。5月は大山の代役として11試合で4番を務めた。クリーンアップの重圧はさらなる成長への糧となる。

「いずれは4番を任せてもらえるようなバッターになりたいです」

5月の勲章は一つの通過点。日本一のバッターへ-。黄金ルーキーが掲げる大きな夢への挑戦はまだまだ続く。(原田遼太郎)

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