
復帰の日の具志川市(元・うるま市)の様子
5月15日の本土復帰50年に合わせてアメリカ統治下の暮らしがわかる資料や写真を集めた展示会がうるま市で開かれています。
この企画展はアメリカに統治されていた沖縄の生活について知ってもらおうとうるま市の石川歴史民俗資料館が復帰50年を記念して開いているものです。
会場には戦後から1970年代までの市内の風景を撮影した写真や暮らしの中で使われていた生活用品などが紹介されています。
また、現在の海中道路が開通する前に軍用車両を改造した海上トラックで屋慶名と平安座を行き来していた様子やドルから円への通貨の切り替えで混雑する銀行などが捉えられています。

うるま市立石川歴史民俗資料館 金城那美佳 学芸員
「復帰より下の世代が当時の様子から復帰の時の生活を考えて頂けるような展示になっていたらいいと思う」
企画展は来月26日まで開かれています。