知られざる川端康成の『BL作品』 令和の時代に異例の売れ行きとなった所以

知られざる川端康成の『BL作品』 令和の時代に異例の売れ行きとなった所以

  • ニッポン放送 NEWS ONLINE
  • 更新日:2022/06/23

新潮社出版部部長の中瀬ゆかりが6月23日(木)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。川端康成の小説「少年」が、異例の売れ行きとなっている話題を取り上げた。

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株式会社新潮社のプレスリリース(2022.03.28) より

この日の放送では、文豪・川端康成の自伝的小説「少年」が、最近、異例の売れ行きとなっていることについて新潮社出版部部長の中瀬ゆかりが解説。「伊豆の踊子」「雪国」などで知られる、文豪・川端康成の自伝的小説「少年」が今年2022年3月、新潮社から初めて文庫化されたが、小説に付けられたキャッチフレーズ「川端康成のBL(ボーイズラブ)」が新たな読者層を掘り起こし、現在、5刷3万部と好調だ。

「少年」は、川端康成が旧制中学時代、寄宿舎の後輩・清野に向けた愛情の移り変わりと別れを描いた小説。この作品は川端康成の没後50年ということで出版され、中瀬によると「ノーベル賞作家でもある川端康成の“BL作品”ということで企画段階から社内的にも盛り上がった」という。

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株式会社新潮社のプレスリリース(2022.03.28) より

出版に際し、事前にリリース(情報の告知)を出したところ、発売前にも関わらず各メディアから殺到、SNSなどでも話題となり、中瀬は作品の発売後「あっという間に増刷した」と話した。

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中瀬ゆかり、ニッポン放送・熊谷実帆アナウンサー、垣花正、フォーリンデブはっしー

令和の時代に、川端康成の作品が異例のヒット。その要因について、中瀬は「この本の解説にも書いてありますが、この作品は『体臭がない』。ギラギラ、ギトギトしていない作風が、さらっとしたほのかなものが好まれる今の時代にバッチリ合ったのでは」と分析した。

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