元彼からの電話を無視できない理由、彼は私のソウルメイトだったから

元彼からの電話を無視できない理由、彼は私のソウルメイトだったから

  • かがみよかがみ
  • 更新日:2020/09/17
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彼と別れて3年が経つ。現在、彼は結婚して子供がいる。その一方、私には新しい恋人ができて幸せに過ごしている。5つ以上歳の離れた彼は、私より数歩先の人生を歩んでいるように見える。

地元と東京に住みながらお互い別々の道を歩み、私たちの道が再び交差することは今後ない。

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お互い環境も変わり、もう恋心もないけどこの電話は無視できない

しかし、別れてから半年に1度の間隔をあけて、忘れた頃に彼から電話がかかってくる。

ふと携帯を見ると、懐かしい名前が浮かんでいて、「元気?」というメッセージが光っている。ああ、昔はこの名前が光る度に、嬉しくてドキドキして、恋の駆け引きなんか関係なく、とにかく急いで返事を返していたなあ。それが今の私は、既読をつけて無視できてしまう。しばらくの間返事をしなくても、焦ることもなくなった。

もう彼に対する恋心は完全に失せてしまっているけれど、彼からのメッセージで心が温まるのは事実だ。だから決まって、メッセージや電話に応えてしまう。無視できたことは一度もない。

友達にこの話をすると、

未練があるから?

相手が結婚しているのに?

私には恋人がいるのに?

いつもこういった質問を受けるが、別にそういう内容の電話じゃない、としか言えない。それはそれで、これはこれ。別次元の話なのだ。

じゃあ、どうしてって?それは、彼はかつての恋人であったと同時に、私の親友でもあったからだ。いわば、この電話は半年に一度の”近況のキャッチアップコール”なのだ。

ソウルメイトだった彼との電話は心地の良い大切な時間

3年前、彼は恋人であると同時に私のソウルメイトだった。彼とは、朝の5時まで爆笑しながら永遠と話し続けることができた。価値観がぴったりと互いの型に合っていて、旅行の時には一度もストレスを感じずに一緒にいることができた。喫茶店で選ぶ飲み物だっていつも同じだった。コーヒーの気分の時も、レモンスカッシュの気分の時も。お互いにいつもこう言い合っていた。「どうしてこんなに合うんだろうね、私たち。」と。

仕事の話(同職種だから盛り上がる)、恋の話、大学の思い出話、半年でお互いどんな出来事を経験してきたかなど、共有してきた思い出が多いぶん電話口での話は尽きない。だけど、以前のようにもう夜明けまで話すことはできない。お互い家族も恋人もいるし、何時間も割くほど、お互いの存在はもう昔みたいに大きなものではなくなっているから。なので、いつも大抵1時間ほど、笑って話して、お互いの近況を共有して終わる。とても心地の良い時間だった。

20数年生きてきて、あれほど価値観の合う人には出会えないということがわかっている。だから今、私は彼のことを“かつてソウルメイトだった人”として大事にしている。

彼の唐突な発言に苦笑いしながら思い出した、あの頃の不思議な会話

そんな電話が終わりに近づいた頃、最後に彼が唐突にこんなことを言ってきた。

「次、東京にいく時があったら連絡する。会いたい。」

「君の部屋も見てみたいな。」なんて付け加えて。

私は電話口で苦笑いになり、うまく答えることができない。

東京に来てもいいけど、部屋には入れないなあ。ご飯も多分行かない。

ていうか、子供いるよねこの人。しかも、昔振ったの、あなたなんですけど。

なんてぼんやり狭い部屋を眺めながら思うが、口には出さない。

そういえば、彼が私と付き合っていたずっと前に言った言葉を思い出した。

「僕は別れてからも、好きになった人のことはずっと好きなんだ。」

私の手を握りながらそう言う彼の真剣な瞳を見て、その時の私は彼を不思議な人だと思ったことを覚えている。

そして、こう返した。

「別れたらそれで終わりだと思う。私は別の人を好きになって、前の恋人は思い出になってしまうタイプだなあ。」

セレン

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