元日本代表の沢登正朗氏が清水ユース監督就任「責任と重みを感じています」

元日本代表の沢登正朗氏が清水ユース監督就任「責任と重みを感じています」

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2022/01/15
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沢登正朗氏(17年10月)

常葉大サッカー部(浜松市)で監督を務めてきた元日本代表の沢登正朗氏(52)が、清水エスパルスユースの監督に就任することが14日、分かった。昨年から水面下で交渉を進め、今月上旬に合意に達した。15日にクラブからも正式発表され、沢登氏はコメントを発表した。

「2005年に引退を決めて、最後の試合後のセレモニーで、いつか指導者として戻って来ますとお話をしたこともあり、ホッとしていると同時に、責任と重みを感じています。私の仕事は、トップチームで活躍できる人材を育成すること。そして、もう1つは、人間教育をしながら、社会で通用する人材を育成すること。こちらも重要だと考えています。クラブの力になれるよう全力で頑張りたいと思います」

「ミスターエスパルス」と称された沢登氏が、清水に“復帰”する。現役時代は清水一筋で活躍。1996年から5季連続でキャプテンを務め、エースナンバーの10番をつけてプレーした。多くのファンから愛された「清水の顔」が、現役を引退した2005年以来、17年ぶりに古巣に戻ってくることになった。

高校生の指導は自身初となるが、経験は豊富だ。13年1月に常葉大(当時は常葉大浜松)の監督に就任すると、攻守でアグレッシブなスタイルを構築。指揮を執った9年間では、全日本大学選手権と総理大臣杯を合わせて計11度の全国大会出場に導いた。現役時代の経験も伝えながら選手の個性を伸ばし、Jリーガーも数人輩出している。

清水愛は誰よりも強く、かねて「復帰」を望んでいた。清水のフロントもクラブの歴史を築いた沢登氏の手腕に期待し、ユース監督の就任を打診。両者の思いが合致した。

今季もユースからFW千葉寛汰(18)とDF菊地脩太(18)の2人がトップチームに昇格するなど、育成型クラブを目指している清水にとって、下部組織は重要なセクションだ。早ければ16日の練習から指導を始める予定。将来トップチームで活躍できる選手の育成を目指し、清水のレジェンドが若きオレンジ軍団を率いていく。

なお、退任する常葉大の監督は、現在コーチを務めている山西尊裕氏(45)が昇格する見込み。

◆沢登正朗(さわのぼり・まさあき)1970年(昭45)1月12日、静岡県富士宮市生まれ。東海大一高(現東海大静岡翔洋高)2年時に全国選手権優勝。3年時は同大会で準優勝。東海大では1、3年時に全日本大学選手権で優勝。卒業後の92年に清水に入団し、93年のJリーグ初代新人王を獲得。主将として96年のナビスコ杯優勝に導いた。J1通算381試合85得点。日本代表Aマッチ16試合3得点。05年の引退後は解説者などを務め、13年1月に常葉大監督に就任。家族は夫人と2女。血液型B。

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