JR中央線・南武線の駅を拠点に、不要になった衣服を回収し、再利用・資源化する「MAWASU STATION」の実証実験を開始

JR中央線・南武線の駅を拠点に、不要になった衣服を回収し、再利用・資源化する「MAWASU STATION」の実証実験を開始

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  • 更新日:2022/06/23

JR東日本グループのJR中央線コミュニティデザイン(以下、JRCCD)と、JR東日本スタートアップは、アパレルブランド「ALL YOURS」を運営するオールユアーズと協業し、SDGs達成に向けた取り組みとして、JRCCDが運営受託しているJR中央線武蔵境駅、東小金井駅、西国分寺駅、JR南武線稲城長沼駅の計4駅およびJRCCDの駅ビルのセレオ国分寺にて、不要になった衣服の回収を行い、再利用・資源化する仕組み「MAWASU STATION」の実証実験を開始すると発表した。

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「MAWASU STATION」の実証実験を開始

■「MAWASU STATION」とは

「MAWASU STATION」は、着られなくなった衣服を再利用や資源化によって、再び必要とされるものに生まれ変わらせる循環の仕組み。

今回は、JR中央線、JR南武線の駅およびJRCCDの駅ビルを回収拠点として、利用者の不要になった衣服を回収し、メンテナンスや抗菌加工を行い、企業ユニフォームなどへの再利用を行うという。

また、再利用が難しい衣服は、有機物分解処理によって、次の製品の原材料として資源化し再生利用するとのことだ。

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「MAWASU STATION」とは

■取り組み概要

回収期間:
2022年7月1日~9月30日

回収場所(回収時間):
・JR中央線武蔵境駅 有人改札(10:00~16:00)
・東小金井駅 有人改札(10:00~16:00)
・西国分寺駅 有人改札(10:00~16:00)
・JR南武線稲城長沼駅 有人改札(10:00~16:00)
・セレオ国分寺 南口(営業時間に準ずる)

回収対象:
不要になった衣服のうちトップス、ボトムス

点数制限:
1人1日5枚まで

回収できないもの:
・制服類(学生服・体操服・企業用ユニフォーム・道着など)
・氏名の記載があるもの
・シーツ・布団・毛布などの寝装品
・敷物(カーペット、ラグなど)
・クッション
・肌着、生理用品、マスク
・水着
・靴下、ストッキング、タイツ
・おむつ、よだれ掛け
・ふきん、タオル、雑巾
・ぬいぐるみ、人形、人形の服
・カバン類全般
・ペット用ウェア
・洗濯していないもの(臭いの激しいものなど)
・濡れているもの、湿っているもの
・その他、同取り組みの目的にそぐわないもの

■回収した衣服の活用方法

・博多一風堂
力の源ホールディングスが全国130店舗を展開するラーメンチェーン「博多一風堂」にて、回収した衣服に抗菌加工と企業ロゴのプリントを施し、社会貢献活動である「一風堂グローバルクラブ」の会員ユニフォームへの採用に加え、子どもたちの食育活動を目的とした「こども食堂」の活動を行うスタッフのユニフォームとしても、活用する予定だとしている。

・DOAI VILLAGE
VILLAGE INCの無人駅グランピング施設「DOAI VILLAGE」にて、回収した他社製品に企業ロゴのプリントを施し、スタッフのユニフォームとして試験導入。また今後、VILLAGE INCの全国各地の拠点への順次導入も検討しているとのことだ。

■取り組みをサポートする人々

小金井市商工会青年部・三鷹商工会青年部(順不同)
東京都の各商工会青年部主催の地域で開催されるイベント活動等を通して、今回の取り組みをサポートする予定。

■不要衣服の資源化に用いる有機物分解装置「Umore」について

「Umore」は、磁力を応用し有機物を分解処理する装置。強い磁場を通した空気と熱を与えることにより、有機物の分子結合が弱くなり「燃焼」を伴わず、急速に酸化・分解が進むとのことだ。燃焼を伴わないため、ダイオキシンやCO2、塩素ガスなどの発生量を、環境基準値を大きく下回る数値に抑えることができるという。

また分解後に生じるセラミックパウダーは、陶器やセメントの素材としての活用可能なほか、機能性繊維製品や3Dプリント製品の原材料としての活用などを目指し、多方面で研究開発を行っているとのことだ。

なお、Umoreは、製造元:大丸製作所、販売元:ToSS。

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不要衣服の資源化に用いる有機物分解装置「Umore」

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