青森県内コロナ死者、累計600人超す 第8波の増加ペース早く

青森県内コロナ死者、累計600人超す 第8波の増加ペース早く

  • Web東奥|東奥日報社
  • 更新日:2023/01/25
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青森県内で新型コロナウイルスに感染した後に死亡した人数が24日、累計600人を超えた。同日現在、県内の累計感染者数は27万7756人、死亡者数は603人。2022年秋に始まった感染「第8波」では死亡者数の増加ペースが速く、今冬はおよそ1カ月に100人程度の死亡公表が続いている。感染者の死亡は、全国的に高齢者が多いとされる。県は、県内で感染者の死亡が多い要因の一つとして、青森県の高齢化率が全国の中で高い水準にあるため-との見方を示している。

県内では20年5月に、感染者の死亡が初めて公表された。死亡者の累計が100人に達したのは、2年後の22年5月だった。以降は、それまでの2年間よりも速いペースで累計死亡者数が増え、400人から500人まではおよそ3週間、500人から600人までは約1カ月と、間隔が短くなっている。流行の主流となっているオミクロン株の致死率は従来のウイルスよりも低い一方、感染が大幅に広がった影響で、死亡者数も増えている。

県によると、20年国勢調査の県人口(123万7984人)は、47都道府県中31位となっている。新型コロナの感染状況と比べると、オミクロン株の流行が始まった22年1月以降の累計感染者数は今月15日現在で全国33位、感染者の死亡者数は全国25位。青森県は、感染者数に対して死亡者数が多い傾向がうかがえる。

内閣府の22年版高齢社会白書では、青森県の高齢化率は34.3%で全国6番目に高い。県健康福祉部の永田翔部長は「国の専門家会議での結論は出ていないが、基礎疾患や合併症など肺炎以外の疾患が死因となっている事例や、高齢者の死亡が多いなどの報告が上がっている。青森県の死亡の状況は、高齢化率が要因の一つと考えられる」と説明した。

感染者が入院できなかった、救急搬送先が見つからなかったなど、医療提供体制が関わる理由での死亡事例は「本県では起こしていない。この部分で(死亡の)順位を押し上げたとは考えていない」と述べた。

このほか、県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は、がんや心疾患など一部疾患の死亡率が、新型コロナの死亡率と関連する可能性を指摘している。

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