【球界ここだけの話(2311)】ソフトバンク・真砂、待望の1号は柳田からの“ご褒美”がモチベーション

【球界ここだけの話(2311)】ソフトバンク・真砂、待望の1号は柳田からの“ご褒美”がモチベーション

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  • 更新日:2021/05/02

ソフトバンクは4月29日の日本ハム戦(ペイペイドーム)でチームの連敗を「4」でストップ。先発に抜擢された真砂勇介外野手(26)が貴重な追加点となる1号ソロを放ち、勝利に貢献した。

「打った瞬間は入らないと思いましたけど。ファンのみなさまの声援、拍手が後押ししてくれたと思います」

1-0の七回1死、池田の変化球を左中間テラスに運んだ。京都・西城陽高から入団した9年目の26歳が、初めてホームのお立ち台に招かれた。「試合中も緊張していたんですけど。ここも緊張するので、すごく疲れる。どこで気を抜いていいのかわからない」と初々しい本音を漏らした。福岡に響いた力強い雄たけびの裏には、師と仰ぐ柳田の存在があった。

「柳田さんが自主トレ中に『ホームラン10本打ったら時計を買ってやる』ということで。本当に10本打ちたいと思って(ベンチでは)とりあえず1本打ってという話をしていました」

待望の1号は、柳田が用意した“ご褒美”がモチベーションとなっていた。柳田自身も若かりし頃、先輩の小久保(現ヘッドコーチ)から活躍を評価されて高級時計をもらった経験があるだけに、今度は自分がプレゼントする番だと思ったのかもしれない。

真砂は本塁打を放った後、ベンチの前で人さし指を立ててポーズ。これも「1本目」という意味を込め「次はこう(2本目、3本目…)なっていく予定です」と青写真を描き、笑った。自主トレをともにし、柳田の後継者として「ミギータ」と呼ばれる真砂。高い身体能力が武器で、工藤監督も「自信になるでしょうし。打撃コーチ、(小久保)ヘッドの中にも選択肢が増えて、使いたいとなっていくんじゃないでしょうか。それくらいの1本だった」とうなるしかなかった。

サンスポ鷹番のツイッター(@sanspo_hawks)にも、次々と称賛の声が寄せられた。「使ってくれれば10本打つと思う」「2桁打つまでスタメンで」と先発に推す人がいれば「めっちゃいい時計買ってもらお! あと9本!」とエールを送る人も。生え抜き選手をたたき上げるのがホークス流。今月4日に27歳になる遅咲きのミギータが、今花開きそうだ。(竹村岳)

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7回、ソフトバンク・真砂が本塁打を放つ=ペイペイドーム(撮影・村本聡)

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