元西武左腕の野田昇吾 プロ野球から2人目ボートレーサー

元西武左腕の野田昇吾 プロ野球から2人目ボートレーサー

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2022/09/23
No image

プロ野球選手からボートレーサーへ。西武の中継ぎ左腕として活躍した野田昇吾(29)=埼玉=が、修了記念競走を終えた。入所しての1年を「長かったですね。一日一日を乗り越えることが必死だった」と振り返った。「1人では何もできないことを学んだ。レーサーを目指すにあたっても妻がいたからここにいられる。レースに関しても、レースは個人競技だけど、1人ではできない」。一番の支えは、やはり家族。「毎日くじけそうになっていた。連絡手段は週に1、2回公衆電話で話せるか、手紙だけ。でもそれがとてもモチベーションになった」。最愛の妻からのひとこと、ひとことが大きなサポートとなり、この日を迎えた。

修了記念競走は4Rの1号艇。前日は「同期みんなの目標“無事故完走”を大切にしたい。1年間教官に教わったことを全て出し切りたいです」。結果は3号艇の松田淳平にまくられて2着だったが「これが今の自分の実力。6人全員でこのレースをつくりあげることができて良かった」とホッとした表情を見せた。

プロ野球選手からの転身は史上2人目。「ファンの方に応援されるような選手になりたい。まだ野球選手の僕しか見ていないと思うので、ボートレーサーとしての野田昇吾を見ていただき、応援してもらいたい」と水上での活躍を誓った。

×   ×

◆野田昇吾(のだ・しょうご)1993年6月27日生まれの29歳。福岡県糸島市出身。鹿児島実高時代は左投げ投手として甲子園を2度経験。社会人野球の西濃運輸を経て、2015年のドラフトで西武に3位指名され入団した。翌年から5年間で144試合に登板し4勝1敗1S。17年アジアプロ野球チャンピオンシップでは侍ジャパン入り。20年に引退した。西武時代からボートレースが好きで、もう一度プロ選手として活躍したいという思いから、約20キロ減量して特別試験を受けた。養成所でのリーグ戦通算成績は勝率4・87、2連対率32・84%。167・0センチ、54・2キロ、A型。

◆プロ野球からの転身

ボートレーサー養成所の応募資格は身長175センチ以下、男子の体重は49~57キロ。その制限もありプロ野球からの転身は異例で、阪急(現オリックス)OBで1953年登録の早瀬薫平(阪急時代は早瀬猛)以来2人目。野田はプロ野球時代は体重75キロで、受験には過酷な減量に取り組んだ。

西日本スポーツ

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加