
練習でボールを競る福岡FWウェリントン(右から2人目)(撮影・菊川光一)
J1アビスパ福岡は19日、福岡市の雁の巣球技場で練習し、23日のリーグ柏レイソル戦(三協F柏)に備えた。
FWウェリントン(35)が、リーグ3連勝に意欲を見せた。次戦へ「勝ち点3を取り、より高い順位でフィニッシュすることが目標」と気合十分だ。
ルヴァン杯2試合を含む公式戦3戦2勝1敗と、今季負けなしの相手だ。
だが、監督交代を経て攻守にやっかいな難敵に変貌した。
さらに、新加入のDF犬飼智也が8月6日京都サンガ戦で先発して以降、公式戦は天皇杯を含む4勝3分けで7戦無敗と好調。
長谷部茂利監督(52)は、ここまでの劇的変化に「チームが変わった。監督が代わり、時間がたって良くなっている。4-4-2のシステムのいいところをたくさん、攻守で出せている」とし、警戒感を抱いた。
それでも、福岡にはFC東京、名古屋グランパスを下し、リーグ2連勝中の勢いがある。
16日名古屋戦で、ピンポイントクロスを頭で合わせて決勝点を決めたFWウェリントンは「難しい試合になると思うが、好調を維持して臨めば、いい試合ができる」と前向きだ。
6月18日ルヴァン杯柏戦でも決勝点を奪ったブラジル人助っ人のプレーがカギとなりそうだ。