9月18日に沖縄県西表島の南西の海上で、ダイビングツアーに参加していた男性2人が行方不明となる事故があり、ひとりは発見後に死亡が確認され、付近ではもうひとりの捜索が夜を徹して続けられています。
石垣海上保安部によりますと、9月18日に西表島の南西に位置する無人島「中御神島」付近で行われた潮の流れに乗って移動するドリフトダイビングのツアーで、6人のグループのうち男性客2人の行方が分からなくなりました。
ツアー業者が事故から3時間後に男性1人を見つけましたが、意識がなく呼吸もしていない状態で、その後搬送先の病院で死亡が確認されました。現場海域ではもうひとりの捜索が夜を徹して続けられています。
3カ月前に糸満市の沖合でドリフトダイビングをしていた7人が一時行方不明となり、その後救助される事故が起きていて、海上保安庁がダイビング業者に再発防止策を指導していました。