「使い捨てカイロ」を必要なときだけ使う技、再利用方法紹介

「使い捨てカイロ」を必要なときだけ使う技、再利用方法紹介

  • マネーの達人
  • 更新日:2023/01/25

冬に大活躍する使い捨てカイロ。通勤通学の時間、ホッとさせてくれる冬の味方ですよね。

しかし通勤通学だけ使うのに毎日カイロをあけるのはなんだかもったいない。

実はカイロには使用時間よりも「長く使う裏技」があるのをご存じでしょうか。

カイロの仕組みとともに解説します。

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まずは知りたい、使い捨てカイロの仕組み

使い捨てカイロはどういった原理で発熱しているのか。

それを知れば裏技の理屈がよく理解できるようになります。

使い捨てカイロに使われている材料は、鉄粉・活性炭・保水材(バーミキュライト・木粉・吸水性樹脂)・水・塩類です。外側のカバーの部分は不織布が一般的です。

カイロが温かいのは、鉄が酸化反応を起こすときに発生する熱を利用していることが理由です。

鉄は酸素や水と結びつくと酸化鉄に変化します。

カイロを外袋から取り出すと、中に含まれている鉄粉が酸素に触れて酸化反応を起こします。

カイロの鉄粉がこれほど早く酸化反応を起こすのは、鉄粉と一緒に鉄の酸化反応を早める材料も入っているからです。

参照:エステー「カイロの仕組みと温度」

鉄粉は発熱するため、活性炭は酸素を取り込んで鉄が発熱するのを助け、水や塩類は鉄が発熱する反応を速くします。

そして保湿剤は水分を溜めたり発熱するときに放出したりする役目になります。

カイロを必要なときだけ使う方法

なかに入れる鉄粉の量や不織布の性能によって、カイロが一定の温度を保てる時間は変わってきます。

高価で持続時間が長いカイロは、メーカー独自のレシピで作られているそうです。

酸素を通さなければ、カイロは発熱しません。

カイロの発熱を止めるには酸素を遮断することが最も重要です。

カイロの発熱を止めるために、密封できるタイプのジップ付きの袋を用意しましょう。

カイロを長く使うために必要なものはたったのこれだけです。

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密封することで酸素が遮断され、カイロの発熱反応はとまります。

使いたい時はまた取り出してカイロを揉み込み酸素を送れば、発熱反応が再開されて温まってきます。

この裏技を使えば、通勤通学の間だけ使うなど必要な時だけ温めることができるのです。

筆者が24時間使えるカイロを1日2時間だけ密封袋から取り出すという実験をやってみたところ、カイロは3日後でも暖かく使うことができました。

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もっとしっかり密封すれば、1週間程度は使い続けることができるそうです。

袋一つでこんなに画期的な裏技があるなんて!とびっくりしてしまいました。

発熱反応が終わったカイロは復活できるのか

残念ながら、発熱反応が終わったカイロを復活させることは素人には無理なようです。

鉄の酸化が完全に終わってしまうとそれ以上発熱させることはできません。

しかし、カイロとしてではなく別のものとして再利用することは可能です。

カイロの再利用 (1) 除湿剤、脱臭剤

活性炭が入っていることからカイロを除湿剤として再利用することができます。

同じ理由で脱臭剤としても利用可能なようです。

使い捨てカイロを捨てる前に、ブーツやスニーカーの除湿、脱臭に使ってから捨てるようにしましょう。

冬の靴の嫌な湿り気を取ってくれる立派な再利用方法です。

カイロの再利用方法 (2) ガーデニングの肥料

カイロの中には鉄粉、活性炭、バーミキュライトなど植物にいい成分が入っています。

土に混ぜることで肥料として再利用する方法があります。

ただ、カイロの中には塩分が入っているので、肥料として使う前にコーヒーフィルターに入れて、200ミリリットルほどの水を注いでろ過しましょう。

カイロを1秒でも長く使って、さらに再利用すれば最後まできっちり使い切れる

カイロをこまめに密封袋から出し入れするだけで長く使えるのは大きな節約につながります。

カイロは10個入りで250円程度で売られているものが多く、1つ25円程度。

それを5日使うことができれば、1日のコストは5円になります。

さらに再利用すれば、カイロの値段以上に価値ある使い方ができるでしょう。

カイロを最後まで使い倒すためにもぜひこの裏技、再利用方法を試してみてください。(執筆者: 松田 潔子)

松田 潔子

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