オンデマンド医療MaaS 6町で実証実験 高齢化地域の医療課題解決目指す 三重

オンデマンド医療MaaS 6町で実証実験 高齢化地域の医療課題解決目指す 三重

  • 伊勢新聞
  • 更新日:2021/11/25

【度会郡】過疎化や高齢化が進む地域の医療課題解決を目指し、マルチタスク車両を活用したオンライン診療や健康相談などを行う次世代移動サービス「オンデマンド医療MaaS(マース)」の実証実験が12月27日まで、多気、大台、明和、度会、大紀、紀北の6町で行われている。

昨年10月、6町が「三重広域連携スーパーシティ推進協議会」を立ち上げ、32の企業が協力。今回は経済産業省の地域新MaaS創出推進事業の採択を受け、遠隔診療サービスなどを運営する「MRT」(東京都)、モビリティサービスを手掛ける「モネテクノロジーズ」(同)、「オリエンタルコンサルタンツ」(同)、大日本印刷(同)が6町と連携して同実験に取り組む。

実験では血圧や血糖値、心電図などの測定機器や大型モニターを搭載し、さまざまな用途に使える同車両に看護師や保健師を乗せて患者の自宅に出向き、車内で保健指導や健康相談、医師によるオンライン診療などを実施。地域住民の医療アクセスの改善やオンライン診療などの新たな受診機会の創出により、健康意識の高まりや医療費抑制につなげるのが目的という。

度会町では24―26の3日間、同実験を実施。24日は保健師や町職員、町議会議員らがMRTの小川智也社長らの説明を受けながら同車両を見学し、理解を深めた。25、26日には看護師を乗せた同車両で住民6人の自宅を訪問する予定。

町みらい安心課の山下喜市課長は「このモビリティを活用することで地域医療の格差が解消されると期待している。今後は医療だけでなく、車両を使って物流や公共交通などさまざまなサービスに適応できれば」と話した。

伊勢新聞

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加