
上白石萌音、北川景子
昨年1月期放送の『恋はつづくよどこまでも』、そして1月12日から放送されている『オー!マイ・ボス!恋は別冊で(ボス恋)』(いずれもTBS系)と、ラブコメ作品のヒロイン役でブレーク中の上白石萌音(23)。
関連:『ボス恋』山場!上白石萌音・キスマイ玉森・間宮祥太朗・倉科カナの「切なさカルテット」
今年後期のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の主演も決まっている上白石が、2月16日発売の『女性自身』(光文社)に登場。キュートな写真はもちろん、『ボス恋』にちなんで仕事と恋について語るなど、充実した内容になっている。
「上白石は、2011年に女優としてのキャリアをスタートさせ、15歳のころ、生まれ育った鹿児島から高校進学を機に上京しています。
東京に出てきてから、すでに8年ほど経っているのですが、“まだ標準語のイントネーションに慣れていないんです。外国語をしゃべっているみたい”と方言が抜けきれていないことを『女性自身』で話しています。妹で女優の上白石萌歌(20)と同居し、姉妹間は方言でコミュニケーションをとることも、方言が抜けない原因になっているようです」(女性誌記者)
■「つっきゃげ」は好物!
お笑いコンビ・U字工事のように公の場で積極的に方言で話すタイプではない上白石萌音だが、時折思わず方言が出てしまうこともあるようだ。
「昨年1月の『A-Studio』(TBS系)で妹の萌歌と共演し、姉妹で会話をしたときに、イントネーションだけ鹿児島弁になっているということがありましたね。
また、昨年8月放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)では、好きな食べ物を鹿児島弁で教えてと要求された上白石は“つっきゃげ”とコメント。これは“さつま揚げ”のことだそうです。さすがにこの単語は全国的にはほぼ知られていないですよね。上白石はときに、鹿児島弁が出てしまうようです」(前出の女性誌記者)
上白石のように、慣れ親しんだ方言がポロッと出てしまうのは、神戸出身の北川景子(34)も同じ。
「北川が関西弁をテレビで話すのは、かなりレアですね。最近だと、2月16日放送の『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)で、“家族で話していて、周りがみんな関西弁だとうつっちゃう”と話し、司会のフットボールアワーの後藤輝基(46)らの関西弁に誘導される形で“ぼちぼちでんな”とポロリ。
さらに、2月12日の『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)では、台本に用意されていたの可能性はありますが、“ええ加減にせいや、自分ホンマ”と迫力のある、違和感なしの関西弁でタンカを切っていました」(芸能記者)
■秋田弁を大事にしているという佐々木希
北川と同じ関西出身の水川あさみ(37)は、方言が元で失敗をした経験があるという。
「2019年4月放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で水川は、以前東京のオーディションに行ったときのことを話しました。その際、タグが出ていた服を着ていたそうですが、そこで、後ろに並んでいた女優に“タグ出てるよ”と指摘されたそうですが、大阪出身の水川は反射的に“出しとんねん!”とツッコミのように反応。怒っているわけではないそうですが、言われた女優が水川の対応に傷ついてしまった、との話を聞いて“なんでそういうことしちゃったんだろう”といまだに後悔しているといいます」(前出の芸能記者)
秋田美人の佐々木希(33)は、イベントやCMで何度か方言を披露している。
「佐々木は、昨年11月に行われた秋田米の新品種『サキホコレ』のお披露目イベントで、試食をした際、“しったげうめえ(とてもおいしい)”と故郷の米の美味しさについ方言が出ていました。また、2017年に福岡の食品メーカーのCMで、なぜか秋田弁を話していて、“ばしこぐでねぇ(嘘でしょ?)”と、ゴリゴリの方言ワードを繰り出します。
佐々木は昨年10月の『アナザースカイⅡ』(日本テレビ系)で秋田弁を大事にしていると語り、特に“いいふりこき”という言葉が好きだとか。これには佐々木によると、“相手に気を遣わせることなく、喜んでもらう為に頑張る”との意味があるそうで、秋田県民としての美学だといいます。佐々木は、昨年、ゲス不倫が暴かれた夫の渡部建(48)の再起を全力でサポートしているといいますが、秋田県民の美学はそこにもつながるのでしょうか」(前同)
■綾瀬はるかが話すと『仁義なき』世界がキュートに!
30代女優のトップを走る綾瀬はるか(35)は広島出身。彼女もまれに広島弁が漏れてしまうことがある。
「綾瀬は、1月3日放送の『関口宏の東京フレンドパーク』(TBS系)に出演したときに“これがトリじゃろ!”とわずかながら方言が出てしまっていましたね。
ほかにも、2019年12月に行われたANAトラベラーズのイベントでは、地元広島を“そんな感じじゃけん、遊びにきんさい”と広島弁でアピール。広島弁は映画『仁義なき戦い』の影響もあって、怖いという印象を与えることもありますが、綾瀬が話すと嘘のように可愛く聞こえてしまうのが不思議ですよね」(前出の芸能記者)
長崎県五島列島出身の川口春奈(26)は昨年2月2日に自身のYouTubeチャンネルで公開した動画『実家でお母さんに会ってきた!【Vlog】』で方言が出まくっていた。
「川口は、地元の五島市を訪れて母親と合流した後、“昔よう作ってたような”“面倒くさくないやろ?”と訛りを連発。家族と一緒にいるときのリラックスした感じが出ていて最高でしたね」(前同)
川口の動画については、ネット上で「方言最高!」「方言たまに出てて可愛いわ〜」といった声も寄せられていた。
「地方出身の俳優だと、上京やデビューに合わせて標準語に矯正されることも多いですよね。ただ、慣れ親しんだ言葉を完全に抜くのは容易ではないでしょうし、何より方言に好意的な声が寄せられることもあります。沖縄のウチナーグチ(沖縄方言)のように、地元の人以外はまったく理解できないというのでなければ、バラエティ番組など自然な姿の際は、方言のままでも良いのではないでしょうか」(前同)
魅力にあふれた一流女優の方言。もっと聞きたい気がするが。
日刊大衆編集部