大阪芸大卒業制作のピンク映画「海底悲歌」公開、強く世界を切り開こうとする女性描く

大阪芸大卒業制作のピンク映画「海底悲歌」公開、強く世界を切り開こうとする女性描く

  • 映画ナタリー
  • 更新日:2021/04/07

堂ノ本敬太が監督を務めた「海底悲歌(ハイテイエレジー)」が、4月23日より東京・上野オークラ劇場で公開される。

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「海底悲歌」ポスタービジュアル

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松田香織と堂ノ本が脚本を手がけた本作は、性にとらわれ続けた1人の女性が、間違いを犯しながらも、強く自分自身で世界を切り開こうとするさまを描く物語。父・義昭からの性暴力に苦しむ元高校教諭の文乃は、かつての教え子・木村と再会し、交流を深めていた。しかし父との関係が周囲に知られ、身も心もボロボロになってしまう文乃。そんな彼女に木村が「一緒に街を出よう」と言ったことから、2人の逃避行が始まる。

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キャストとして燃ゆる芥、長森要、生田みく、川瀬陽太が参加。小林敏和、波佐本麻里、フランキー岡村、四谷丸終、桜木洋平、住吉真佳、佐野昌平、中岡さんたろうも共演に名を連ねた。現在YouTubeでは予告編が公開中だ。

なお、本作は大阪芸術大学の卒業制作として堂ノ本が手がけたR18+指定のピンク映画。卒業制作展の学外上映企画の1本として今年の3月に劇場での上映が決まっていたが、その後、映画館から上映できないとの話があり、機会を失っていた。当時、堂ノ本は自身のブログで「何とか別の場所で、多くの人の目に触れられる環境で、上映がしたい、そう強く思っている」と述べ、「もうピンク映画はこりごりだ、なんて感情は一切ない。私は、ピンク映画で映画にのめり込んだ身だ。機会があるなら、いい企画が思いついたならば、またピンク映画を撮りたい」と思いをつづっていた。

その後、大森一樹や金田敬を中心に、本作を劇場で公開できないか多くの人間が尽力。ピンク映画を作り続けて50年以上の大蔵映画が運営する上野オークラ劇場で公開される運びとなった。

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