
ウェンブリーで行われるFAカップ決勝で激突するリヴァプールとチェルシー。
先日、ジョゼップ・グアルディオラ監督が「国中がリヴァプールを応援している」と発言したことが話題になった。チェルシーのトーマス・トゥヘル監督はその件についてこう述べている。
トーマス・トゥヘル(チェルシー監督)「クロップはアンダードッグになることの達人だ。彼はビジャレアル戦でもベンフィカ戦でもアンダードッグになるように選手たちを説得することができる。奇跡だ。彼ら相手に引き分けに持ち込むことすら奇跡だ。自分に嫉妬はない。クロップは素晴らしい男だし、おもしろい男。世界で最高の監督のひとりであり、それが彼のやってきたこと。彼がドルトムントを指揮していた時、国中がドルトムントを愛していたよ。だから、彼がリヴァプールを指揮している今は国中がリヴァプールを愛していると感じる。国中がリヴァプールを愛している感じがあるが、(決勝戦で)チェルシーが悪者になっても問題はない。その役割を担うよ。我々が欲しいのはトロフィーであり、国中の賛同ではない」
リヴァプールの敵役になるのは問題ないし、支持よりもタイトルが欲しいと宣言していたようだ。
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トゥヘルとクロップはともにドイツ人であり、ドルトムントを指揮したという共通点もある。