
式典であいさつする石腰会長
寒川ロータリークラブ(石腰亮会長・会員35人)が創立50周年を迎え、5月20日に寒川神社参集殿で記念式典を行った。石腰会長は「次の60周年、70周年に向かって地域に根差した奉仕活動をさらに進めていく」と力強く語った。
寒川ロータリークラブは、1973年5月に創立。これまでに、寒川町役場庁舎落成記念ブロンズ像「水辺」の寄贈や寒川町青少年広場に桜40本を植樹、東日本大震災復興支援や小谷子どもカフェ立ち上げ支援など、さまざまな活動を行ってきた。創立25周年時には、さむかわ中央公園に、災害時の水の確保を目的とした井戸を掘り、「ロータリーの泉」として町へ寄贈している。
「ロータリーの泉」新しいシンボルに
50周年を迎えるにあたり、「子どもたちと寒川の未来をつなごう〜さらにその先の50年へ〜」というテーマを掲げた同クラブは、「子どもたちがより安全で安心して楽しく遊べる場にするため」、老朽化が目立ってきた同泉の改修工事を行い、記念事業とした。メンバーは、「ロータリーの泉が町の新しいシンボルになりますよう願っています」と話している。
式典の前には、奈良薬師寺執事長の大谷徹奘氏を招き、町民センターで記念講演を実施。大勢の聴衆で盛り上がった。
その後の式典には、第2780地区ガバナーの佐藤祐一郎さんや木村俊雄寒川町長をはじめ、姉妹クラブの台北士林ロータリークラブや寒河江ロータリークラブ会員ら来賓、関係者合わせ約120人が出席。石腰会長は、歴史を紡いできた歴代メンバーに対し感謝の意を表し、「不可能を可能にしていく団体であることを誇りとし、次の60周年、70周年に向けて奉仕活動を進めたい」と力を込めた。
タウンニュース寒川版