殿堂入りヤクルト高津監督を祝福 09年殿堂入り・若松勉氏、九回球審に高津の名前を告げればその日の仕事は終わり

殿堂入りヤクルト高津監督を祝福 09年殿堂入り・若松勉氏、九回球審に高津の名前を告げればその日の仕事は終わり

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  • 更新日:2022/01/15
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高津投手を迎える若松監督。殿堂入りを祝福した(2003年5月24日撮影)

野球殿堂入りした高津臣吾氏(53)に、元ヤクルト監督の先輩が祝福のメッセージを寄せた。指揮官と選手の関係だった若松勉氏(74)=本紙専属評論家。若松氏は2009年に殿堂入りしている。

1990年代から2000年代初頭にかけてのヤクルト黄金時代に、守護神・高津の存在は欠かせなかった。彼がいたからこそ、チームは『8回の野球』が成立した。

私が監督に就任したのは1999年。前年までの2年間は不調で7、3セーブにとどまっていたが、キャンプから抑えとして全幅の信頼を置いていた。やるべきことはやっていたし、マウンドに上がるときの鬼気迫る表情を見れば、わざわざ声をかける必要はない。リードして迎えた九回、球審へ高津の名前を告げれば、その日の仕事は終わりだった。

作戦は八回まで考えればよかった。試合前から「高津まで、どうつなぐか」だけを考えていたと思う。リードしている試合は、七、八回に五十嵐と石井のどちらを先に投げさせるか、それだけ。本来、九回は監督として最も頭を悩ませるイニングだが、高津の存在で最も信頼できるイニングになった。

彼の現役時代はじっくり話すことができなかったが、彼が監督に就任してからは話す機会が増えた。冗談をよく言うし、誰に対しても壁を作らない。選手も接しやすいだろう。彼のように、長く活躍した絶対的守護神はなかなかいない。彼の元で育った不動の守護神を見てみたい。

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