山のリゾートで仕事したら「ワーケーション」のやり方がわかった気がした

山のリゾートで仕事したら「ワーケーション」のやり方がわかった気がした

  • マイナビニュース
  • 更新日:2020/11/20
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いま新しい働き方として注目されている「ワーケーション」。ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語で、休暇中に滞在している場所で働くというものだそうだ。実際、どんなものなのだろうか。長野県大町市のマウンテンリゾートホテル「ANA ホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」のワーケーションプランを体験取材してきた。

旅をしながら働くようになったわけ

同ホテルはこのほど、ゴールドウインが展開するアウトドアブランド「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」とコラボレーション。新しいマウンテンリゾートの形を共創する包括的な取り組みを開始した。

その第1弾はワーケーションする人とその家族をターゲットにしたプランで、自然の中でTHE NORTH FACE 契約アスリート監修のアクティビティが体験できるというもの。今回体験したのは、そのメディア向けモデルプランとなる。

○大自然の中で心身ともにリフレッシュ

現地に到着したら、マスクをはずして(人のいないところで)、まず深呼吸。澄んだ空気がからだに入ってくるのを感じる。自然の中に身を置くだけで晴れやかな気持ちになった。

○からだを動かし、新しいことを学ぶ

プランの目玉は、自然の中で体験できるアクティビティ。近隣にある国営あづみの公園のコースをマウンテンバイクで走った。マウンテンバイクは想像以上に乗りこなすのが難しく、山のでこぼこやアップダウンは刺激たっぷり。運動不足のからだが目覚めるようだった。

夜には、企業組合 山仕事創造舎のキコリのみなさんの協力のもと、ホテル内の中庭で焚き火が行われた。いつまでも見ていられそうな炎に心安らぐひととき。

翌朝はホテルとなりの林で、同じく山仕事創造舎の「信州大町 森の豊かさをキコリと味わうワークショップ」に参加した。ロープを利用した木登りや薪割り、自然資源を生かした遊具づくりを体験。キコリの仕事に見て触れて、森林の手入れについて学んだ。

○おいしい食事と温泉で休息を

休暇の楽しみといえば、おいしい食事とお風呂。「ボタニカ レストラン」で提供されるのは、長野ならでは旬の食材をふんだんに使用した和洋折衷の料理。

葛温泉の引湯を贅沢にかけ流した天然温泉は、露天風呂から北アルプスの森が一望できる。夜も朝も森の佇まいがすぐそばに感じられて、心が研ぎ澄まされるよう。10月にオープンしたばかりのスパ施設「スロータス スパ」でさらに疲れをほぐすこともできる。

○もちろん仕事もする

客室やホテル内の施設は、仕事するのにも快適な環境だった。「リゾートセンター」にはさまざまなデスクやイスが配置されており、そのときの気分に合わせた席選びができる。夜は「エデン カフェ&バー」でコーヒー片手に暖炉の炎を眺めながら、というのもいいかもしれない。

今回は1泊2日かつスケジュールが詰まっていたので、正直なところ「ワーケーションしたら仕事がばりばり捗った!」とは言い切れない。だが、ちょっとした空き時間にもすぐ仕事ができる環境はありがたかった。長期滞在するともっとこのよさを生かせそうだ。

体験を通して、短期間でも濃厚な休暇を過ごすことができた。きれいな空気を吸う、からだを動かす、おいしいものを食べる、温泉に入る、散歩する——豊かな自然の中ではさまざまな"特別"がすぐそばにある。

ワーケーションする場所選びのポイントは、そんなよい休暇が過ごせること、そして仕事ができる環境があること。さらに仕事から休暇、休暇から仕事のアクセスのしやすさが鍵になりそうだ。山の中のリゾートホテルはワーケーションにぴったりだった。

山口晴子

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