
"ウクライナのゼレンスキー大統領"
ウクライナのゼレンスキー大統領は18日夜、国連総会に出席するために米ニューヨークに到着したことをSNSに投稿した。総会出席後、ワシントンでバイデン米大統領と会談する予定も明らかにした。昨年2月のロシアによる侵攻開始以降、ゼレンスキー氏の訪米は2回目で、国連での対面演説は初めてとなる。
2022年9月21日、国連総会の一般討論で、ウクライナのゼレンスキー大統領のビデオ演説を聞く各国代表ら=ニューヨーク、遠田寛生撮影
国連総会は5日からニューヨークの国連本部で開幕しており、19日からは各国の首脳らによる一般討論演説が行われる。ゼレンスキー氏も同日に演説する見通しになっている。
ゼレンスキー氏はSNSで、空港から、米国で治療やリハビリを受けるウクライナ兵士たちのもとに向かったと報告。国連総会では、加盟国に対して領土保全の原則を強化し、侵略を阻止する国連の能力を向上させるための具体的な提案をする、としている。
訪米中には、バイデン氏以外の首脳とも会談するほか、米国の連邦議会議員や企業関係者らと面会するという。