改正道交法の影響は?あおり運転をされた時に取った対処法TOP3、3位ドアや窓を完全にロック、2位何もしなかった、1位は?

改正道交法の影響は?あおり運転をされた時に取った対処法TOP3、3位ドアや窓を完全にロック、2位何もしなかった、1位は?

  • @DIME
  • 更新日:2020/10/16
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「あおり運転」にあうときには、多くの場合は何かきっかけがあったと考えられるが、あおられた方は気がついていない場合もある。また、あおるドライバーの認識の問題で、あおられたドライバーが悪かったとは限らない。

それではあおり運転のきっかけを作らないためには、どうすべきなのか。

今回チューリッヒ保険は全国のドライバー2,230人を対象とした「あおり運転実態調査」を行った。九州大学 志堂寺教授の見解と合わせて紹介しよう。

あおり運転をされたきっかけは、スピードや進路変更が上位を占める

1. あおり運転の厳罰化を盛り込んだ改正道路交通法の成立を知っているドライバーは約8割

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近年、悪質なあおり運転に起因する事件、事故が多発し、社会問題となっていることから、人々のあおり運転に対する関心が高まっている。

これを受けて、警察庁は2018年1月、あおり運転などの危険運転に対して厳正に対処するよう全国の警察本部へ指示を出し、危険運転致死傷罪・暴行罪など、道路交通法違反のみならず、あらゆる法令を駆使して、取り締まりを強化してきた。そして、2020年6月に、あおり運転の厳罰化を盛り込んだ「改正道路交通法」が衆院本会議で可決、成立し、同年6月末に施行となった。

この「あおり運転の厳罰化を盛り込んだ改正道路交通法」の認知について、知っているドライバーは78.8%と、悪質なあおり運転に対する、より厳しい罰則への関心の高さがうかがえる。前年の調査で、警察庁によるあおり運転に対する道路交通法の改正検討について知っているかとの質問に対し、知っていると回答した人より、3.3ポイント増え、引き続き関心の高さが示された。

2. あおり運転の厳罰化により、危険運転が減少すると思うドライバーは76.9%

本年の調査で、あおり運転の厳罰化により、76.9%のドライバーは危険運転が減少すると考えていることがわかり、法改正への期待の高さがうかがえる。

一方で、減少しないと答えた理由として70.1%が「危険な運転をする人の心理や行動は変わらないと思う」からと答え、法改正だけでは払拭できない、ドライバーのあおり運転に対する不安が感じられる結果となった。

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【九州大学 志堂寺教授の見解】

今回の改正であおり運転が法的に定義され、厳罰化されたことにより、警察は取締やすくなり、軽い気持ちであおり運転をしているドライバーに対しては抑止力が働くと思われます。

しかし、アンケートでのご意見にもありますが、人間の心理、特に衝動的になったときの心理のパターンを変えることはなかなか難しく、あおり運転が大きく減少するという状況までにはならない可能性も高いように思います。このため、今後も継続して、あおり運転に対する自衛をする必要があります。

3. あおり運転をされた経験があるドライバーは約6割と前年から変わらぬ結果に

あおり運転をされた経験があるドライバーは、57.9%と、前年の調査の59.8%からほぼ変わらず高い結果となった。また、あおり運転に関する多くの報道や法改正の動きがあるにもかかわらず、24.4%のドライバーが1年以内にあおり運転をされたと回答している。

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4. あおり運転被害、車体を接近させる挑発行為が上位を占める

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あおり運転に遭遇した時に受けた被害について聞いたところ、1位は「あなたの自動車に激しく接近し、もっと速く走るように挑発してきた」(73.5%)、2位は「車体を接近させて、幅寄せされた」(25.3%)となり、前年同様に「車体を接近」させる行為が最も多い結果となった。

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また、あおり運転を受けたときにとった対処法は「道を譲った(43.8%)」が最も多く、次いで「何もしなかった(39.5%)」、3位に「ドアや窓を完全にロックして閉めた(11%)」、「他の道に逃げた(11%)」と、前年に引き続き「やり過ごす」対応をとったドライバーが目立つ結果となった。

【九州大学 志堂寺教授の見解】

「やり過ごす」対応で正解です。あおり運転を受けたときは、あおり返すといった火に油を注ぐ挑発的な行動は絶対に避けてください。相手は理性を失っています。被害を受けないために、あおってくる車と距離を取ることが大切です。警察に通報するようなことは普段はないため躊躇してしまいがちですが、あおり運転を受けた場合は、警察に通報することを思い出してください。

5. あおり運転をされたきっかけは、スピードや進路変更が上位を占める

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あおり運転をされたきっかけとして思い当たることを聞いたところ、スピードや進路変更がきっかけと感じているドライバーが多くみられた。

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また、あおり運転を受けたことがあるドライバーに、あおり運転をされないように工夫していることを聞いたところ、上位は「車間距離をしっかりとる」(57.8%)、「ウィンカーは早めに出すようにしている」(40.5%)、「周囲をよく見て、相手に譲るようにしている」(36.5%)となり、周りのドライバーを気遣い、刺激しない運転を心がけている人が目立った。前年は22.8%だった「ドライブレコーダーを設置した」が本年は35.5%と、自衛のためにドライブレコーダーを設置する人が増えている。

【九州大学 志堂寺教授の見解】

きっかけを作らないためには、基本に忠実な運転をすることが一番です。「工夫していることTOP5」に挙がっている事項はどれも、効果があると思いますので参考にしていただき、あおり運転にあわない運転を心がけていただきたいと思います。

調査概要

調査タイトル: あおり運転に関する調査
調査方法:   インターネットリサーチ
調査期間:   2020年6月13日~6月14日
調査対象:   1週間に1回以上運転している全国のドライバー2,230人

構成/ino.

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