
イメージ(写真と本文は直接関係ありません)
◆バレーボール・パリ五輪予選女子東京大会 日本3―0プエルトリコ(19日、東京・国立代々木競技場)
第3戦に臨んだ世界ランキング8位の日本は、同22位のプエルトリコを3―0(25―23、25―21、25―13)のストレートで下して3連勝を飾った。17日の第2戦で同13位のベルギーに勝利して勢いに乗る相手を退け、3試合連続でのストレート勝ち。東京大会の参加国で唯一セットを失っていない。20日の第4戦は同17位のブルガリアと対戦。ブルガリアは19日の第3戦で同4位のブラジルに敗れたもののフルセットの激戦を演じている。
日本は林琴奈(JT)、古賀紗理那(NEC)=熊本県大津町出身、関菜々巳(東レ)、井上愛里沙(日本バレーボール協会)、山田二千華(NEC)、宮部藍梨(姫路)、リベロの福留慧美(デンソー)でスタート。
第1セットは終盤までもつれた。ここまでの2試合で38得点を挙げているブリタニー・アベルコロンビエにこのセットだけで10点を奪われるなど強打に苦しんだが、最後は井上が決めて25―23で競り合いを制した。23―22では石川真佑(イル・ビゾンテ・フィレンツェ)がサービスエースを決めて貢献した。
第2セット序盤は相手ペースで進み、一時は3点リードを許した。それでも要所で古賀が決めたほか、途中出場の松井珠己(ユニライフ・マリンガ)も巧みなトスワーク披露。日本が地力の高さを見せて、最後は林が決め25―21で連取した。
第3セットは松井のエースや渡辺彩(日立)らの活躍もあって序盤からペースを握った。
このほかトルコはペルーに3―1、ブラジルはブルガリアに3―2でそれぞれ勝って3連勝とした。ペルーとブルガリアは3連敗。アルゼンチンはベルギーに3―0で勝ち、ともに1勝2敗となった。
パリ五輪予選女子東京大会は24日まで8チームによる総当たりで争われ、五輪出場権を得るのは上位2チーム。今予選で出場権を得られなかった場合は逃した場合は来年6月の世界ランキングを基に決まる。
日本代表登録メンバーと日程は次ページ
◆パリ五輪予選東京大会登録メンバー
2 林 琴奈(JT)
3 古賀紗理那(NEC)
4 石川 真佑(イル・ビゾンテ・フィレンツェ)
6 関 菜々巳(東レ)
9 渡辺 彩(日立)
10 井上愛里沙(日本バレーボール協会)
11 山田二千華(NEC)
12 福留 慧美(デンソー)
17 田中 瑞稀(JT)
21 松井 珠己(ユニライフ・マリンガ)
23 宮部 藍梨(姫路)
24 入沢 まい(日立)
29 西村弥菜美(久光)
37 和田由紀子(JT)
◆女子日本代表日程
月・日 結 果 対戦相手
9・16 3〇0 ペルー 29
17 3〇0 アルゼンチン 18
19 3〇0 プエルトリコ 22
20 ? ブルガリア 17
22 ? ベルギー 13
23 ? トルコ 1
24 ? ブラジル 4
【注】対戦相手の数字は世界ランキング。日本は8位
西スポWEB OTTO!