
13日に就任した上川陽子外相は、18日(日本時間19日午前)、国連総会にあわせてアメリカ・ニューヨークを訪問し、議長としてG7(主要7カ国)外相会合に出席した。
外相会合では、ウクライナ情勢について議論され、ロシアによる侵略への毅然とした対応やウクライナ支援などで、G7の連携を確認した。また、中国やインド太平洋の情勢についても意見交換した。
また、上川外相は、「ロシアによる侵略戦争、国連憲章を含む国際法違反を、可能な限り最も強い言葉で断固非難した」などとした、G7議長としての声明を発表した。
上川外相は、福島第一原発のアルプス処理水の海洋放出について、G7各国の対応に感謝を伝え、G7各国からも日本の取り組みに歓迎の意向が示されたという。
さらに、11月7日から8日まで、東京で対面のG7外相会合を開催することを確認した。
上川外相は、今回の訪米で“対面外交デビュー”を果たしたが、11月には、東京で議長としてG7各国の外相を出迎えることになる。
政治部