広島に原爆が投下されてから77年です。
原爆が落とされた時間にあわせて長崎からも黙とうがささげられました。
広島市で午前8時から行われた平和記念式典で松井広島市長はロシアによるウクライナ侵攻で罪のない市民の命や日常が奪われていることに言及し、一刻も早く全ての核のボタンを無用のものにしなくてはならないと訴えました。
長崎市でも広島に原爆が投下された8時15分に市内各地で黙祷が捧げられ爆心地では長崎被災協の田中重光会長が犠牲者を悼みました。
●長崎被災協・田中重光会長
「(ロシアによるウクライナ侵攻と核兵器使用示唆で)一番危険な状態に今年はなっていると思う。(犠牲者には)核兵器がなくなるまで頑張るから見守ってくださいと」
8月9日には長崎も77回目の原爆の日を迎えます。