この冬一番の寒波の影響で、JR西日本は25日始発からJR神戸線の大阪-姫路間やJR宝塚線の尼崎-篠山口間など幅広い路線で運転を見合わせた。線路に雪が積もったためで、安全確認と準備が整った区間から運転を再開するとしている。

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神戸線では阪急や阪神などで、振り替え輸送を実施している。
山陽電鉄も25日午前6時の時点で、前日の降雪による影響を点検するため、始発から全線の運転を見合わせた。午前9時9分からは西代-東二見駅間の普通電車のみ運転を再開。同47分から西代-山陽姫路間の本線全区間で運転を再開した。網干線の再開見込みは立っていない。
この影響で、山陽電鉄に相互乗り入れをしている阪神電鉄も梅田-西代間で折り返し運転を実施した。
また、神戸・三宮とポートアイランドや神戸空港を結ぶポートライナーでも、降雪や車両故障によりダイヤが大幅に乱れている。
神戸市バスは80以上の路線で運休。阪急電鉄神戸線と神戸市営地下鉄は平常通り運行している。